榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL),AT、AM、IS、KY、KT、KK、SM、TT   9名
記録
2018年4月12日
今日の伊吹山は昨年5月6日に悪天で流れた例会の再企画です。伊吹山ドライブウェイが開通すると歩行禁止となる為、開通前に計画しました。天気予報では頂上付近は気温5~6℃、風速15m/s程度でしたので、参加者には防寒対策を連絡しましたが、さざれ石公園は予想外の温かさです。工事中の駐車場の一画に駐車し、準備後出発。浅い沢を渡り、ピンクテ-プが巻かれた所から登り始めます。踏み跡に導かれて尾根に乗ると後は杉林の急登が始まります。杉林を抜けると芽吹いたばかりの新緑の雑木林が始まり所々藪っぽい所も有りますがたいしたことは有りません。2度目の杉林を抜けると傾斜は少し緩んできますが藪が煩しくなって来ますが石灰岩の小石が散らばる尾根を登りきるとドライブウェイに飛び出します。

 

杉林の急登です                 ドライブウェイ直下の急登です
南東尾根取付き点は少し下ったところですが、21日の開通に備えて道路の法面上から不安定な石、倒木等を落とす作業をしています。この当たりも梢を吹き抜ける風の音は大きいですが実際はたいして感じません。取付きからしばらくは尾根沿いに登りますが直ぐに西側斜面を巻くような石灰岩のトラバ-ス道です。この道は途中で尾根まで折り返して1170mの台地まで続いていますが石灰岩の山に生えている固い枝の灌木で歩きにくい。道自体は殆ど廃道ですが注意して歩けば道を外すことは有りません。灌木帯を抜けると1170mの台地に到着。

 

廃道になりつつある古い道            南東尾根を登ります
ここは今までとは打った変わったブナに囲まれた窪地で少しですが残雪も有り、休憩にはもってこいの場所で頂上台地もすぐそこです。

 1170mの台地にて
台地から少し上ると再び固い枝の灌木帯に突入ですが、踏み跡に従って登ると大した藪漕ぎをせずに祠(徳彦霊神と彫られている)に出て、一登りで頂上台地の東端に飛び出します。

 

南東尾根俯瞰                 山頂台地直下を登ります
ここからは登ってきた南東尾根と川戸谷が目の下ですが、遠くに目を転じても本来見えるはずの白山、北アルプス、乗鞍岳、御嶽は春霞の中です。頂上で出会ったのは平日で1人だけ、風が少しあるので閉店中の小屋のテーブルを利用させていただき、暖かな日差しの中で昼食。

伊吹山山頂にて
昼食後はドライブウェイの駐車場まで下り、静馬が原を少し過ぎた所から笹又まで下山。笹又はまだ桜が残っており、青空に映えて最高です。道路に設置された獣避けの網扉を3回開けるのは邪魔くさいですが、のんびりと下山しさざれ石公園に到着。天気は益々良くなって来ました。

 

笹又の桜                   伊吹山南東尾根ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
さざれ石公園駐車場(9:30~9:45)→ドライブウェイ(11:07)→南東尾根取付き(11:15)→1170m台地(12:10)→伊吹山山頂(13:00~13;35)→ドライブウェイ駐車場(13:50) →トライブウェイの下降点(14:18)→笹又(15:05)→さざれ石公園駐車場(15:55)