榾火山の会

(ほだびやまのかい)

高御位山  山行報告

参加者   OM(CL)、AM、IA、KY、KY、SH、TA、MS、MN、YK 10名
2024年12月24日
22日に実行する予定でしたが、冬型が強まり兵庫県の南部、瀬戸内海に面する山まで悪天との予報で延期していましたが、本日は少し寒いですが好天になり実施します。駅から少し歩き国道2号線を渡って灌木の中の道を登り始めます。直ぐに岩場が始りますが、岩は乾いていて滑らないので快適に登れます。


曽根駅を出発                 高御位山は遥か彼方
最初の155.6mピーク(大平山)まで登ってくると灌木越しに今日辿る予定の尾根が、又、振り返ると眼下に瀬戸内の海も見えて来るようになります。この景色は今日の全ル-トを通じて角度を変えながら眺められ標高300mにも足りない山ですが、登り口も多く有り登山道も整備されて、簡単な岩登りも味わえて人気の山だと言うのが分かります。只、木陰が期待できないので夏場は登る気がしないのと小さな上り下りが有り結構疲れる山でも有ります。


百閒岩を登る                 高御位山山頂にて

山頂は平日にも関わらず我々を含めると20人以上の方が思い思いに休憩されており、風の緩やかで暖かい陽射しの中、我々も一段高い岩の上で瀬戸内の海を眺めながら昼食です。昼食後は高御位神社に参拝。


明石海峡大橋も見えています          下山尾根の岩場にて

今日辿って来た尾根の全貌                                          高御位山を振り返る
この神社には「人類誕生のはるか昔、いまから650万年ほど前のこと。隕石が金星から地球へ飛来し、天空で3つに割れて地上に墜ちた。その場所は、1つは京都の鞍馬山、1つは紀州の熊野大社、そしてもう1つがここ、高御位山の頂上だったという。この不思議な言い伝えは、江戸時代に代々綾部藩主を務めていた九鬼家に伝わる門外不出の文献、『九鬼(くき)文献』に載っていたそうだ。」と言う私が今まで聞いた事の無いユニ-クな由来が有る様です。

曽根駅に戻って来ました           高御位山ル-ト図(クリック拡大)
他の2つ、鞍馬山と熊野大社にも同じ由来が伝承されているのでしょうか。神社を辞して縦走に戻り北山登山口へ岩場を下ります。此処も乾いていると楽しい岩場です。下山は北山鹿鳴神社に下る予定でいたが最後の小ピークで左側の道に誘われて神社の北側に下ってしまいます。下山口からは道路を歩いて曽根駅に戻って来ます。お疲れ様。

コ-スタイム
曽根駅(9:06)→豆崎登山口(9:12)→大平山(9:40)→地徳山(10:09~10:19)→鷹ノ巣山(11:30)→高御位山(12:26~13:16) →中塚山(14:19) →北山登山口(14:47)→曽根駅 (15:32)