榾火山の会

(ほだびやまのかい)

加者  OM(CL),AM、IS、SH、SM,TH、YK 7名
2016年7月28日(鳥海山)
出発日までの天気予報ではいつも参照している3社共に、これからの3日間とも雨天予報でしたが、徐々に予報は好転の方向です。今朝は曇天ですが、雨は降っていません。それでも湯ノ台登山口は深いガスです。すでに数台の車が駐車しています。早々に準備して出発。滝ノ小屋までは石畳の道、ここから本格的な登りになります。河原宿小屋から少し上ると沢を渡り、心字雪渓にかかりますが、ガスが濃く10mも離れると全く見えません。

ニッコウキスゲ1 ウラジロヨウラク チョウカイアザミ チョウカイフスマ2

ニッコウキスゲ         ウラジロヨウラク         チョウカイアザミ        チョウカイフスマ

アイゼンを付けたり、外したり、おまけに雪渓歩きを避けた為に、文殊岳の方へ行ったりと、かなりのロスです。そんな中で、ウラジロヨウラク、ニッコウキスゲ、ハクサンシャジン、シシウド、ダケブク等のお花畑が慰めてくれます。急斜面を登り切り外輪山に出ても相変わらず濃いガスで何も見えません。外輪山から一旦下り、頂上小屋の横から上り返しますが、又雪渓です。雪渓の上端でアイゼンをデポし、頂上まではちょっとした岩登りの様相で、「胎内くぐり」を終わり、少し上るとやっと頂上ですが、狭くて全員の写真を撮るのも大変です。

新山山頂にて 胎内くぐって帰還です 頂上直下の雪渓にて 心字雪渓上部下ります2

鳥海山山頂にて       胎内くぐり抜けて帰還    頂上直下の雪渓にて    雪渓を下る

当然ながら我々だけです。早々に頂上を退去し、下山にかかりますが岩を下るのは、上る以上に大変です。河原宿小屋上まで下ってくる頃になってやっと晴れてきました。せめて数時間早かったら雄大な景色が楽しめたのにと、残念ですが天気ばかりはどうしようもありません。湯ノ台駐車場到着は18時。お疲れ様でした。

少し晴れてきました 外輪山見えてきました 鳥海山(2016.07.28)

少し晴れて来ました   外輪山が見えてきました    鳥海山ル-ト図

コ-スタイム
湯ノ台駐車場(5:50~6:05)→滝ノ小屋(6:25)→河原宿小屋(7:55)→外輪山(11:55)→小屋下降点(12:05) →頂上(12:45~13:10)→小屋下降点(14:05) →外輪山下降点(14:30) →河原宿小屋(16:50) →滝ノ小屋(17:40) →湯ノ台駐車場(18:00)
7月29日(神室山)
天気は明らかに好転して、今朝は快晴です。宿から1時間ほどで神室山パノラマコ-ス登山口。今日はここに降りてくる周回ル-トで、ここに駐車。しばらくは林道歩きで第一渡渉点の吊橋。ここでISさん、不調とのことで車で待っていただく事にする。吊り橋をもう一つ渡り、第三渡渉点を渡渉するといよいよ胸突八丁は等高線に直角に付けたような急登です。

沢沿いのブナ林にて 第三渡渉点にて 御田ノ神にて 神室山山頂にて2

西ノ又のブナ林にて    第三渡渉点        御田の神にて      神室山山頂にて

風もなく汗が噴き出します。ここを乗り切ると御田の神で神室山の頂上が顔を出してきます。風が涼しくなってきますが、ガスもあがってきます。今日も頂上は我々の独占(では無く赤とんぼが乱舞)。ゆっくり昼食。涼しくて昼寝したいほどですが前羽室山に向かいます。一旦下って上り返すと前神室山です。

前神室山頂にて 神室より神室山 一輪だけのヤマユリ ハクサンシャジン

前神室山山頂にて     前神室山より神室山    ヤマユリ          ハクサンシャジン

以外と早く到着。ここからはパノラマコ-スとのことですが、少し下るとブナ林で展望は無くなりますが、代わりにすばらしいブナが続きます。それにしても暑い。下山後はコンビニでかき氷と盛り上がります。

八丁坂のブナ 神室山(2016.07.29)

八丁坂のブナ        神室山ル-ト図
やっと下山した駐車場ではISさんが冷たい飲み物を用意して待っていてくれました。感謝!!感謝!!
コ-スタイム
パノラマコ-ス駐車場(6:50~7:10)→第三渡渉点(9:30)→前神室山分岐(12:05)→神室山頂上(12:25~13:00) →前神室山頂上(14:25) →第二ピ-ク(15:25) →第一ピ-ク(15:50)→831ピ-ク(16:15) →パノラマコ-ス駐車場(17:20)
7月30日(栗駒山)
今日も宿舎出発時は晴れでしたが、登山口の須川温泉に着く頃には曇ってきました。今日は下山後この温泉に入浴予定です。広い駐車場はまだガラガラです。今日は産沼を通り、須川コ-スを降りる周回です。名残が原手前の坂でAMさん転倒。ネンザの模様(帰京後骨折と判明)で引き返して車で待っていてもらう。このころになるとガスが濃くなってきて周囲の展望は無くなってきた。

名残ケ原にて ゼッタ沢渡渉 栗駒山山頂にて 栗駒山三角点タッチ

名残ケ原にて       ゼッタ沢渡渉        栗駒山山頂にて      栗駒山三角点タッチ

頂上は全く展望がないが、さすがに著名な山で次々と上ってくる。早々に下山開始し、昭和湖で大休止。硫黄の臭いに栗駒山は火山であることを再認識。下山後一風呂浴びた頃には土砂降りの雨、ある意味ではラッキ-か。3山とも何とか予定通りに終了しました。皆さん、お疲れ様でした。

採食していたブル-ベリ- 栗駒山(2016.07.30)

ブル-ベリ-         栗駒山ル-ト図

コ-スタイム
須川温泉駐車場(6:55~7:05)→名残が原(9:50)→産沼(8:55)→神室山頂上(10:00~10:20) →昭和湖(11:25) →須川温泉駐車場(12:20)