参加者 OM(単独)
2025年10月17日
今回から大峰南奥駆道に入ります。今回は前鬼~嫁越峠までの往復ですが、アブロ-チの前鬼~太古ノ辻まで往復5時間程で下山後の帰宅に要する時間を考慮すると奥駈道を走破する時間は5時間程となり、終点の熊野本宮大社まで縦走すると途中で2泊程の必要な距離を、今までの様に前夜泊日帰りのみで実施する場合は少なくとも5~6回は必要となり、継ぎはぎの走破(とは言えず、単なる赤線つなぎと言う方が適当かな)になってしまいますが、体力を考えると止む負えないところかもしれません。
小仲坊 二つ岩
何時もの様に道の駅で車中泊ですが、夜中に雨音が激しくなり、明日は天気予報とは大違いの雨かと心配しますが、起床後車外に出ると頭上にはオリオン座が輝いておりホッとします。前鬼林道を走り、ゲート前の駐車地に到着しますが予想通り車は止まって居ません。前回は雨で濡れた笹で靴の中がグジュグジュになったので、今回は昨夜の雨で笹に覆われた道を歩く事を予想して長靴を履いて出発します。

太古ノ辻に到着 太古ノ辻付近より大日岳
小仲坊からの道は初めは緩やかに登りますが、傾斜が増し出すと階段の連続になります。階段は下山時はリズミカルニ降りれば楽に早く下れますが、登りは好きな歩幅で登れませんので結構堪えます。二の石からの山腹を巻く様に登る道が終わり笹に覆われた道を登り切ると太古ノ辻に登り着きます。

天狗山に到着 天狗山より南奥駆道の山々、笠捨山(中央左奥)
此処からは道は笹に覆われている所が多い様ですが前回の釈迦ケ岳から孔雀岳までの様な岩稜が無いとの事なので気が楽ですが、笹は予想ほど濡れておらず登山靴でも大丈夫です。ピーク毎の上り下りは前回よりもずいぶん楽な気がしますが、快晴下の稜線歩きは気分が良いせいかもしれません。目的の嫁越峠には予定より早く着いたので、次回の距離を縮める為に地蔵岳まで足を延ばします。
地蔵岳に到着 天狗山付近より釈迦ケ岳、孔雀岳、大台ケ原(右奥)
帰路は疲れが出て往路より余分に時間が掛かりますが少し遅れて太古ノ辻に戻って来ますが、天気は午後から下り坂との予報通り雲が出て来ます。小仲坊の手前で三脚を担いだ単独の方、小仲坊でご夫婦と思われる2人パ-ティ-を追い抜きゲート前の駐車場に戻る頃には空は雲に覆われてしまいました。前回同様4時間の長い帰路が待っています。
戻って来ました 前鬼~地蔵岳ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
前鬼林道ゲート前(5:20~5:29) →小仲坊(6:04~6:08)→二の岩 (7:33)→太古ノ辻(8:28)→蘇獏岳(8:45→天狗山(9:35~9:39)→奥守岳(9:55~10:01)→嫁越峠(10:16) →地蔵岳(10:35~10:40) →嫁越峠(10:55~11:07) →奥守岳(11:31)→天狗山(11:55~12:11) →蘇獏岳(13:00) →太古ノ辻(13:09~13:21) →二の岩 (13:56)→小仲坊(14:47)→前鬼林道ゲート前(15:10)

カテゴリ :
10月.26,2025




