榾火山の会

参加者　　 OM（CL）、IA、KY、KY、SH、MS、MN、YK　　　8名
2025年12月5日
100名山最後の山は天城山です。天城高原ｺﾞﾙﾌ場横の駐車場は数台の車が止まって居るだけでガランとしています。今日は天気予報通り快晴ですが駐車場でも風が強く、稜線に上がるとかなりな強風が予想されます。

出発　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　万二郎岳到着
四辻までとその後も暫くなだらかな道が続きますが、だんだん風が強くなり上着のﾌｰﾄﾞを被り、ｽﾏﾎの操作できませんが手袋も一枚増やします。登り着いた万二郎岳は樹林に囲まれていますが南側か開けておりそこから万三郎岳が見え、三筋山までの稜線上には風力発電用の風車が10機以上等間隔で並んでいます。風は予想よりも弱いのでホッとしますが、慣れていないので寒さが堪えます。

南を見ると相模湾と、稜線の風車　　　　　　　　　　万二郎岳を後に
万二郎岳からの岩場の急坂を下り馬の背の樹間から昨日登った金時山方面が開けて来ますが生憎雲が掛かっていて見えません。石楠立(ﾊﾅﾀﾞﾃ)への下りも梯子の有る岩場の道を慎重に下り、万三郎岳への登りは巨樹も点在するﾌﾞﾅ林の中の登りです。ﾌﾞﾅは寒い地方の樹木と思っていたので、温暖な伊豆半島にﾌﾞﾅ林が広がっているのびっくりします。岩場も有る急坂を登り着くと万三郎岳山頂です。

ﾌﾞﾅの回廊を登ります　　　　　　　　　　　　　　100名山達成、万三郎岳にて
先着者の単独行の方が休憩中でしたが、賑やかなﾊﾞｰﾃｨ-が登って来たので直ぐに場所を移されます。山頂で100名山達成祝いのくす玉割りと100名山達成ﾀｵﾙを持って集合写真を撮り、ｸﾗｯｶ-まで鳴らしてお祝いをして頂き、皆さんに感謝、感謝です。思えば18歳の夏合宿で、仙丈岳、北岳、間ノ岳、塩見岳から始まり57年掛けて100名山達成で、ずっと山は続けていたので当然の帰結とも言えますが、最後の数座は100名山を意識しないとなかなか詰めにくいので、背中を押して下さったIAさん、MNさんに感謝です。

万三郎岳三角点ﾀｯﾁ　　　　　　　　　　　　　　　　　　ﾄﾗﾊﾞ-ｽ道を戻ります
お祝いをして頂いた後下山に掛かります。涸沢分岐までの急坂部は階段が断続する下りで階段は雨水に浸食され土留めの丸太だけが残っていて歩きづらい所も有り転ばない様に慎重に下ります。涸沢分岐を過ぎると急な山腹のﾄﾗﾊﾞ-ｽ堂ですが、大きな岩がｺﾞﾛｺﾞﾛして歩きにくいのでなかなかﾍﾟｰｽが上がらず、予定より遅れて駐車場に戻って来ます。今日も又富士山は雲に隠れていました。6時間余りの長い帰路が待っています。

戻って来ました　　　　　　　　　　　　　　　　天城山ﾙ-ﾄ図(ｸﾘｯｸ拡大)

コ－スタイム
天城高原ｺﾞﾙﾌ場横の駐車場(7:25～7:34) →四つ辻 (7:53)→万二郎岳(8:56～9:10)→石楠立(9:53～10:01) →万三郎岳(10:41～11:07)→万三郎岳下降点(11:10)→涸沢分岐点(11:56)→四つ辻 (13:35)→天城高原ｺﾞﾙﾌ場横の駐車場(13:58)