榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、IA、IS、IH、IR、KY、KY、SH、SM、YK、YK 11名

記録
2022年10月12日
今日の例会は奥美濃の山シリ-ズの第13回目。本来は10日に予定していましたが雨天で延期しての実行で、2004年7月にふくべの森から登って以来18年ぶりす。東海北陸自動車道美並ICで降りて粥川に沿って県道315号線を遡り、奥宮登山口の道端に駐車します。車両進入禁止(侵入しても車が通れるような林道に非ず)のトラロ-プを潜ってしばらく進むとコンクリ-ト道路上を沢水がオーバ-フロ-して流れる所の木製の橋を一人づつ渡り荒れた林道を進み、瓢ケ岳山頂、三枚滝と案内板の所から登山道に入ります。ルートが作られてから余り(殆どかな)手入れされていない登山道を第1回目の渡渉点まで登ります。

出発します                   第1回目の渡渉

橋は無く、岩の間に置かれた手摺様の枯れ木を掴んで渡ります。直ぐに第2回目の渡渉点が有り、水量が少ないので飛び石で渡ります。一旦登山口の駐車地から続く林道へ出て少し下った所から階段から始まる沢沿いの登山道を登り始めますが一部斜面化しかかったような細い部分も有り、道はかなり荒れて来ます。

高野槇林の急登を登ります        道が荒れて来て分かりにくくなります

沢を横切って支尾根に登り着くと暫く高野槙林の急な尾根道になりますが、まるで堅いスポンジの上を歩いているようなふわふわの道です。高野槇から自然林になるとササの中を通る道となり分岐が現れて来ます。支尾根通しで登れば中美濃登山口からのルートと合流し、瓢ケ岳山頂に到るルートですが、我々は山腹をトラバ-スしながら登る左側のルートに入ります。このル-トはトラバ-スが終わり急斜面を九十九折に登り始める辺りから更に荒れて分かりにくくなり、山頂までの距離指示標、テープを頼りに道を探しながら進みますが、数年後には斜面に戻ってしまうかもしれません。山頂への尾根に登り付き、なだらかになると登山道は笹に覆われてしまい。笹ヤブをかき分けかき分け誰も居ない山頂に到着。

沢沿いに登ります                 瓢ケ岳山頂にて

山頂はほぼ樹林に覆われ、背伸びしないと遠くの山は見えません。北アルプス方面は雲の中、かろうじて御嶽山の頭だけ見えています。幸い白山方面は高曇りの下霞んではいますが白山を初め、前衛峰の別山、野伏ケ岳等も見えています。昼食後奥瓢ケ岳を経由して下山に掛かります。中美濃登山口分岐からの支尾根の下降は自然林の中の背の低いササに覆われかけた急坂を滑らない様に下ります。

白山と前衛の山々                 三枚滝にて

分岐からは登りのルートを下り、途中三枚滝を見に沢まで下ります。三枚滝で集合写真を撮った後は帰りの時間が気になりますので早々に登り返して奥宮登山口に戻ります。想像していたよりも荒れたルートでお疲れ様。

お疲れ様                          瓢ケ岳ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
宮奥登山口(9:58~10:09) →林道登り口(10:43)→分岐(11:26)→瓢ケ岳(12:54~13:26)→奥瓢ケ岳(13:33) →下降点CO1150mピーク(13:48) →分岐(14:23) →林道登り口(15:04) →三枚滝分岐(15:30~15:45) →宮奥登山口(15:54)