榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、AM、IA、IS、IS、KY、KY、SH、SM、HE、YK、YK 12名

記録
2022年11月2日 鷲ヶ岳
今日の例会は奥美濃の山シリ-ズの第14回目。2日間で鷲ヶ岳と毘沙門岳へ登る予定です。鷲ヶ岳には直近(?)は2001年11月下旬の例会ですから実に21年ぶりです。鷲ヶ岳高原GC横の桑ケ谷林道に入ります。初めは舗装されていますが、その内にカーブ、急坂部はコンクリ-ト舗装されてはいますが大部分は荒れた地道になりますのでパンクしない様にゆっくり走ります。所々に「登山道」ら道標が有るので間違っていないことが確認でき、安心します。2001年当時とは2Km程奥に入った林道終点の駐車場に到着し、落葉松が散りかけた快晴の下、準備後なだらかな登山道を辿りますが昨日の雨で濡れた下草で少し滑ります。

紅葉の下を登ります               林道から振り返ると白山、別山

紅葉は既に終わりかけで残念ですが一か所真っ赤に紅葉した楓が青空に映えています。林道白尾鷲見線に登り付いて後ろを振り返ると、どっしりした大日岳の後ろに白山とその前衛の山々が目の前に広がって全員スマホを取り出して写真を撮り始めます。

山地用直下を登ります          山頂直下より白山と前衛峰の山々

以前はP1460.4の藤原頼保顕彰堂に登って尾根通しの登山道でしたが今日は林道を辿ります。辿るにつれて、奥美濃の山々の展望が開けて、遠くは伊吹山までも薄っすらですが見えて来ます。
林道は更に伸びているようですが鷲ヶ岳登り口で通行禁止になっています。此処から最後の登りですが登山道はかなりの(大部分か)部分が丸太を土止めにした階段で、正に「階段の山」です。更に急斜面の階段は土止めが本来の役目を果たさず、土が流されて土止めだけが残っており更に登りにくくなっています。下山時は土止め丸太が濡れているので慎重に下る必要が有ります。

鷲ヶ岳山頂にて                 山頂より北アルプス

21年前の記録には階段の記述は有りませんので、それ以降に改修(?)されたのでしょうか。階段を登り切ると360度の大展望で階段ばかり登ったうっとうしさをすっかり忘れてしまいます。北アルプス、中央アルプス、奥美濃の山々、白山周辺の山々等が目の前に展開しています。只、乗鞍岳、御嶽は雲に隠れていて残念です。風もなく温かい中、絶景を満喫しながらのんびりと昼食後下山開始。予想通り下りにくい階段を慎重に下ります。登りに寄れなかった藤原頼保顕彰堂(一ぷく平)に登り返します。

藤原頼保顕彰堂を後に             林道で白山、別山背景に

紅葉の下にて             鷲ヶ岳ル-ト図(クリック拡大)

時間は早いので残った紅葉をゆっくりと愛でながら駐車場に戻ります。後は白鳥のスーパ-で食料を地用達後桧峠の満天の湯で入浴後、某大学WV部の山小屋に向かいます。

コ-スタイム
桑ケ谷林道登山口(10:10~10:17) →林道白尾鷲見線(10:58)→林道からの登り口(11:11~11:16)→鷲ヶ岳(11:48~12:34)→林道からの登り口(13:00) →P1460.4m藤原頼保公顕彰堂(13:12~13.22) →桑ケ谷林道登山口(14:04)