榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)、IA、IS、IR、KY、KY、SH、SM、NA、HE、MM、YK            12名

2023年3月5日
今回例会の滝波山は、一昨年、昨年も計画したのですが、何れも雨天で中止して三度目の正直の山です。前日は岐阜羽島のホテルに宿泊し、2時間程走って滝波谷の林道工事事務所手前の車止め付近の広場に駐車。今日は下り坂の天気予報ですが下山までには降られずに済みそうです。林道は日陰には残雪が有りますが日当たりの良い所は完全に消えており、単調ですが快適に歩けます。Co860m付近から雪は繋がって来ますが適度に締まっておりツボ足で辿ります。林道には薄っすらとトレースが残っています。地形図の林道はCo1040m付近で終わっていますが実際の林道はP1288から派生する支尾根を回り込んだ辺りまで延長されているとのネット情報ですので更に林道を進み、途中でワカンを履いてCo1100m付近で支尾根に取付きます。

出発です                     尾根へ

支尾根の初めは緩やかな登りですが直ぐに急傾斜になり時々踏み抜きますので足元に注意を払い、ジグザグを切りながら登ります。尾根直下に台地が有り、ブナ林の中を緩やかに登ると滝波山への尾根に登り着きます。P1288mまで来ると滝波谷側は綺麗サッパリ伐採されており、林道が伸びています。Co1330mピ-ク付近まで登ってくると滝波山の山頂が見えて来ますが、ピークを3つばかり上り下りしなければならないのでまだまだ先です。

もうすぐ山頂です                 滝波山山頂にて

南側に向いた尾根はかなり雪が少なくなって灌木が顔を出しかかっている所も有り後1週間もするとササと灌木のヤブになってしまいそうですが、雪庇は十分に残っており我々もそちらに誘われて端に寄り過ぎない様にしながら登ります。登り着いた滝波山山頂の山名標は足元の雪面すれすれに有りうっかりすると見過ごしてしまいそうです。無雪期の山名標は背の高さより高い所に有る様なのと、雪庇の様子からすると山頂付近は2m程の積雪は有りそうです。山頂までの尾根も同様ですが、山頂からは西~北側は樹林に邪魔され展望は今一つで、わずかに梢越しに望める白山方面も雲に覆われて白山本峰は見えず、展望の有る東~南側も黒い雲に覆われて高賀三山が見える程度ですが、風は殆ど無いのでゆっくりと昼食。

山頂より白山方面               尻セ-ドで下ります 1

尻セ-ドで下ります 2         滝波山ル-ト図(クリック拡大)

下山は雪を蹴散らしながら、登りにジグザグに登った急傾斜の尾根もシリセ-ドを交えながらズンズン下り林道まで下って来ます。林道には下ったトレースが有りますが途中では出会わなかったのでどこかで引き返したのかと思いながら下って行くと単独行の方が休んでおられてので少しお話しします。関の方で出発が遅かったので途中で引き返したとの事。我々が12人もの大パーティ-ですが午前7時に出発し山頂まで行ってきたと話すと納得されたようです。雪も切れて来たのでついでにワカンを外し、駐車地に戻って来ました。予定していた時間より1時間程早く帰着出来、お疲れ様でした。

コ-スタイム
林道工事ゲ-ト前 (6:55~7:05) →林道からの登り口(9:16)→尾根(10:05)→P1288(10:14)→滝波山(11:18~12:00) →P1288(12:46)→尾根下降点 (12:52) →林道登り口(13:23) →林道工事ゲ-ト前(14:52)