参加者 OM(CL),SM 2名
記録
2014年8月4日
昨夜は天狗平ロッジに宿泊。同宿の横手高校山岳部のパ-ティ-からスイカを頂いた。彼等は昨日ダイグラ尾根から飯豊本山を目指したが、部員の体調不良により休場ノ峰の手前で引き返したとのこと。曇り空の中を出発。いきなりの急登、20Kg弱(?)のザックが堪える。湯沢峰当たりで天候は少し回復し、本山から梅花皮小屋方面が見えてきた。その後も木の根を掴み、岩場をあえぎながらの登りが続く。先月の石狩岳シュナイダ-尾根を重荷を背負って登っている様。五郎清水で冷たい水を補給し、一息付く。梶川峰に登り付くと後はなだらかな尾根道。ガスが出て来たが、石転び沢の上部が望める。ガスで展望のない尾根道を辿っていくとマツムシソウが姿を見せだし(マツムシソウは下山する最後まで道端で疲れを慰めてくれた)、おまけ(?)に何とヒメサユリが斜面に群落を作っている。まさか今の時期に出会えるとはラッキ-!。早速撮影。門内小屋は管理料1,500円、缶ビ-ルは700円、早速乾杯。本日の夕食はアルファ-米の牛丼+ポテトサラダ+アルコ-ル少々。今宵の同宿者は4名、二階もあるのでゆっくりと出来る。夕方ガスの晴れ間に飯豊本山方面、新潟の街の彼方に佐渡島が望めた。明日は晴れて欲しい。
梶川尾根登山口(5:20)→湯沢峰(7:35)→滝見場(8:30)→五郎清水(9:30~9:50)→梶川峰(11け15)→門内小屋(12:50)
8月5日
夜中はずっと風が窓を揺らしていたが、小屋から出ると周囲は真っ白、雨こそ降らないが北海道と同様な天気。それでも予定通り出発。北股岳、梅花皮小屋、烏帽子岳はガスと強風の中写真を撮っただけで通過。烏帽子岳の下り当たりから少し天候が回復してきて飯豊本山、大日岳方面が時々顔を出すようになってきた。御西小屋までは起伏は有るが快適な尾根道で順調に進む。今日の予定は大日岳を往復して御西小屋で宿泊予定でしたが、明日の天候を聞くと午後から雨とのことで急遽切合小屋まで脚を伸ばすことにし必要な荷物だけ持って大日岳に向かうが頂上は相変わらずガスの中。御西小屋に戻ってきて出発準備中、昨日門内小屋で御一緒だったKSさんが追いついてこられ、色々話していくとダイグラ尾根を下山するのを変更し、結局我々と一緒に切合小屋に泊まり、大日杉に下山する事に纏まってしまいました。ゆっくりコ-ヒ-タイム後本山に向かって出発。本山までもお花畑が続き、イイデリンドウ、マツムシソウ、ニッコウキスゲ等賑やかです。山頂では時々ガスが晴れるもののはっきりしない天気です。切合小屋着は午後5時前。取りあえず乾杯!。管理料2,500円、ビ-ル代800円。12時間弱の行動時間。良く歩いた。
コ-スタイム
門内小屋(4:55)→北股岳(5:55)→梅花皮小屋(6:20)→烏帽子岳(7:35)→御西小屋(10:20~10:30)→大日岳(11:35~11:50)→御西小屋(12:50~13:20) →飯豊山(14:45)→御前坂(15:30) →切合小屋(16:40)
8月6日)
本日も相変わらずの天候。でも下界は好天の様子。出だしの雪渓トラバ-スを避け高巻する。地蔵岳を経由し順調に大日杉に下山。飯豊山荘から回送してもらった(回送料23,000円)車で飯豊山荘までKSさんを送り、ついでに汗を流し蕎麦を食べて帰京しました。天候は今ひとつでしたが満足できる飯豊山でした。反省点。意外と食べず、行程1日短縮したこ事も有るが、半分ほどで良かった。ボッカ訓練したような物もの(?)。
コ-スタイム
門内小屋(4:55)→目洗清水(6:30)→地蔵岳頂上(7:45~7:55) →大日杉駐車場(10:10)