参加者 OM(CL),IT、IM、OA、KT、KK、SM、SH 8名
記録
2014年9月29日
前日は五竜遠見スキ-場付近の、バックパッカ-が利用する宿を利用。ここは基本的に素泊まりで、調理器具、食器は完備されており、我々もス-パ-で購入した食料で軽く一杯後就寝した。今日は朝から快晴、朝食後猿倉登山口へ。月曜日のせいで登山者も少なく(と言うより殆ど居ない)白馬尻小屋からは1875m付近まで雪渓の右岸を歩き、そこで標高差100m程度だけ軽アイゼン装着し念願の雪渓歩き。そこからは左岸沿いの登山道を雪渓を高巻くように登り、岩室跡に到着。快晴の上に雪渓の両岸は紅葉が真っ盛りでしばしば立ち止まって見とれてしまう位に美しい。
頂上直下のお花畑は高山植物の代わりの草モミジ。村営頂上宿舎で宿泊手続き後、白馬山頂へ向かう。山頂は我々のパ-ティ-で独占状態です。快晴下の360度大展望。遠くは富士山を初め、白山、槍、穂高、槍、朝日、雪倉岳等飽きません。
ゆったりと時間を過ごし、途中の白馬山荘のテラスでビ-ルを呑みながら又展望を楽しんだ後宿舎に帰着。今夜は定員400人あまりの所、我々を含めて10人のみ。残念なことに期待していたバイキングはなし。
白馬尻小屋にて 雪渓を登る 雪渓末端より
白馬岳山頂にて 落日の剱岳
コ-スタイム
猿倉荘駐車場(7:20~7:30)→猿倉荘(7:40)→白馬尻小屋(8:45~9:00) →1875m(10:15) →岩室跡(11:30~12:00)→避難小屋(12:55) →頂上宿舎(14:15~14:45) →白馬岳頂上(15:30~16:00) →頂上宿舎(16:40)
昨夜は一晩中かなり強く風が吹いていた。夜中に外に出てみると頭上にオリオン座が輝いておりひとまず安心。日の出を観るべく希望者3名で白馬山荘の上に登り返す。昨夜に引き続き強風が吹き荒れている。
朝食後杓子岳に向かって出発するが、昨日とは一転して強風下の曇天で、昨日望めた今にも姿を消しそうだ。強風下の杓子岳を越えて、白馬鑓ヶ岳頂上に達する頃には今まで見えていた峰々は徐々に姿を消しだした。鑓温泉に向けて、稜線から下降すると今までの強風も弱くなって、一息付き曇天で残念ですが周囲の紅葉を楽しみながら鑓温泉へ到着。
日の出 朝焼けの峰々 白馬鑓ヶ岳山頂にて
白馬鑓ヶ岳へ 大出原にて
最終営業日で、既に大工さん達が準備に掛かっています。待望の鑓温泉に2回も浸かって大満足、女性陣も夜間の露天風呂に入ったのこと。
コ-スタイム
頂上宿舎(6:50)→杓子岳(8:15) →杓子・鑓のコル(8:55) →白馬鑓ヶ岳(9:35~9:50)→鑓温泉への下降点(10:10) →鑓温泉小屋(12:35)
10月1日
鑓温泉を出発 紅葉の白馬鑓ヶ岳稜線
今日も、昨日と同じような天気で、一応は晴だが稜線はガスが掛かっている。下山路は白馬鑓ヶ岳の山腹を巻くように取り付けられており、幾度か沢を横断し、三平口から登り返すと小日向のコル。ここから少し下った所に晴れていればさぞ見事だろと思われる紅葉が広がっている。しばし撮影タイム。ここから紅葉のジグザグ道を下れば白馬尻小屋への林道に飛び出し、少しして猿倉荘到着。ウィ-クデイの3日間は混雑も無く、そこそこの天気で紅葉と大展望が楽しめた山行でした。皆さんお疲れ様でした。
小日向の紅葉 小日向を下る
コ-スタイム
鑓温泉小屋(6:50)→杓子沢(7:30) →三平口(8:05) →小日向のコル(8:50) →山中沢(9:45)→林道(10:40) →猿倉荘(10:55)