榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)AM、IA、IS、IR、KY、KY、KK、SH、SM、MS、YK、YK       13名
記録
2020年9月19日
木ノ本駅に8:55に到着し、木ノ本駅発9:13余呉バスの柳ケ瀬バス停で下車し、曇り空の下を出発。集落外れの倉坂峠・玄蕃尾城址の説明板を読んで地道を道なりに進み橋を2つ渡った所の「玄蕃尾城跡」の道標に従って広い道を辿ります。説明板に書かれている様に乗用車が通れる幅の道は、今は手入れされておらず倒木で所々塞がれていますが、嘗ては重要な交通路として使用されていた道は山腹を緩やかに倉坂峠まで登っています。

柳ヶ瀬集落を柳ヶ瀬へ                 倉谷峠への広い道

板倉峠から急斜面を登り切ると柳ケ瀬山到着。山頂はなだらかで土塁を張り巡らせ空堀も有る大規模な山城の遺構で、賤ケ岳の戦いの時柴田勝家が本陣を構えたとの事です。此処で休憩後倉坂峠まで下り、行市山に向かいます。倉坂峠からは出だしが急登ですが直ぐになだらかになり歩き易くなりますが、左手は落葉樹の林、右手は杉林の状態が続き所によっては薄暗い所も有り、展望もなく面白くない山陵ですので、P494を過ぎた辺りからブナが現れてホッとします。P585で昼食。今日は涼しくて休憩時は寒いくらいです。此処から南東方向から南西方向に直角に折れるCo580mピークまでの稜線は狭い範囲ですがブナ林が有り、この山稜の評価は少し見直しです。

玄蕃尾城址天守跡にて                 行市山への稜線のブナ林
行市山は南東方向が開けており、眼下には余呉町の町並み、目を上げれば金糞岳、伊吹山が望めます。帰りのバスは今市バス停発15:33です。コ-スタイムは90分との事で15分の余裕を見て行市山を後にします。登る途中に山頂直下で東側に下降する笹が刈り払われた道を見て、これを下れば良いんだと思い込でしまい、地図を確認しなかった為何も考えずそのまま急坂を下りますが、50m程下った時にIAさんから予定のル-トと違うのではと言われて気付き慌てて登り返り山頂まで戻ります。

行市山山頂にて                  行市山山頂より金糞岳(左)、伊吹山(右奥)

15分間のロス。またまたのチョンボでガックリ、余裕時間を失っていまいました。最悪1時間後のバスか?と思いましたが、幸い正しい下山道には急坂は有りますが全般的には歩き易く予定通り中谷山に到着。休憩後はコ-スタイムの6割程度で下り、余裕を残してバスに乗車。ヤレヤレです。

下山路より金糞岳~伊吹山           柳ヶ瀬山~行市山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
余呉バス柳ヶ瀬バス停(9:42~9:45) →柳ヶ瀬山登山口(9:54)→倉坂峠 (10:32)→玄蕃尾城址(10:50~11:00)→倉坂峠(11:13)→P585(12:20~12:50)→行市山 (13:32~13:45) →誤ル-ト後行市山復帰(14:00) →P444・別所山砦跡(14:28) →中谷山(14:45~14:50) →毛受兄弟墓・登山口(15:09)→木ノ本駅余呉バス今市バス停(15:17)