榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)AM、IA、KY、KY、KT、KK、SH、YK、YK 13名

記録
2020年11月29日
兵庫の山シリーズの第35回目。親不知と言うと新潟県糸魚川付近の親不知を思い浮かべますが、兵庫県にも同じ名前の山が有ることを知り登ることにしました。親不知の由来は、役行者を宗祖とする山岳信仰の痕跡が見られることから、又、山域に修験者が参拝したと思われる石仏や遺構が有ることから、山岳宗教に身を投じて親を顧みないのでこの名が付いたとの説が有るとの事。篠山へ通ずる道路は朝霧が濃い所も有りましたが大杉ダムに着く頃は天気予報とは裏腹に快晴で風も有りません。ダム周囲の管理道路のフィッシングの方の車を横目に見ながらオ-トキャンプ場を通り越して最奥の広場に駐車。登山口は駐車地から20~30m奥に入った所に道標が有り、登り始めは倒木が有りますがそれを過ぎると歩き易い登山道です。

大杉ダム駐車地を出発                駐車地直ぐ奥に登山口

P310.2北側の尾根に登り付き檜と雑木の混交林の尾根を登りますが道標が随所に有り迷うところは有りませんが周囲の展望は無く、唯一標高590m付近に大杉ダムと大杉集落を見下ろせる岩が有り展望を楽しめます。

P467への急登                      展望台にて、大杉ダムが眼の下

県境尾根に登り着くと親不知山頂までは歩き易い登山道の上り下りを繰り返しながら高度を上げていきますが、北側の樹間越しに見える福知山の市街地はすぐそこです。親不知山頂は樹林に囲まれて北側だけ展望が有り、眼下に福知山の工業団地、目を上げれば丹後の山々が広がっています。少し早いですが暖かい日差しの中のんびりと昼食。

親不知山頂にて                   親不知山頂から福知山市街

昼食後は大杉ダムに下っている尾根を下ります。檜林の尾根は急傾斜の所も有りますが、地形図に道が書かれている辺りからはなだらかなになり、柔らかい地面は歩き易く快調に下降して徳尾からの道との分岐からは大杉ダムの管理道路への支尾根に乗り、最後の急傾斜と下ると道路に着地。

檜林の尾根を快調に下ります            急斜面を降りで管理道路に着地

少し戻って朝の駐車場に戻りました。昼過ぎの下山なので少し歩き足りなかったかな?

コ-スタイム
大杉ダムサイト駐車地(9:00~9:10) →尾根(9:25)→親不知 (10:50~11:35)→徳尾との分岐(12:27)→ダム管理道路(12:40) →大杉ダムサイト駐車地(12:46)