参加者 OM(CL)AM、IA、IS、IS、IH、KY、KT、MN、MM、YK、YK 12名
記録
2021年5月23日
今回の例会は3年前の同時期に周回したのと同じルートです。堅田駅に集合し車3台に分乗し通りなれた道路を小浜に向かいますが、朽木を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなり、ポツポツとフロントガラスに当たります。天気予報では10時頃から正午ごろまで小雨の予報ですので、天気予報が当たるかなと思いながら池河内の落合橋まで到着。
落合橋を出発 千石山への稜線の新緑は曇り空で少し残念
この頃になると雨も止んで少し空が明るくなった様で少しは安心です。3年前に一度通ったル-トですし、目印となるテープもしっかりと有るので迷う心配は有りません。3年前と異なるのは12名の大パ-ティ-ですので全体とした行動が若干遅くなりますので下山時間が遅くなる可能性が有りますが、陽が長くなっている時期ですので安心です。取付きの支尾根は下生えが有りませんが、いきなりの急登で慣れない体には堪え、他のメンバ-も同じ様子。1ピッチで尾根迄登り付き、直ぐのコルから掘割状の古道が現れますが直ぐに分からなくなってしまいます。尾根が東から北に直角に折れ曲がった所のコルからの登りは短いですが本日一番の急登です。
千石山山頂にて 若狭駒ケ岳への稜線の新緑は鮮やか
千石山山頂はブナ、ミズナラ等に囲まれた広々とした山頂ですが、残念ながら展望は有りません。千石山から駒ケ岳への尾根は図根点(662.4m)ピークまでは左側は杉も右側はミズナラ、ブナ等の樹林の尾根で、展望は有りません。図根点ピークで東側の展望が開けますが、残念な事に三重嶽、湖北武奈ヶ岳等は雲の中で駒ケ岳の山頂も霞んでいます。此処からの尾根は大木のブナが点在する尾根となり、タニウツギの蕾も開きかけてるのを見ながら快適に歩きます。山頂の少し手前でご夫婦と思われる2人パーティ-と行き違い声を掛けます。彼らは木地山に駐車して駒ケ岳に登られ、下山も木地山との事。道を間違えたらしく、正しいルートをお教えしました。ブナの大木の間を抜けると駒ケ岳の山頂に到着し、集合写真を撮った後予定より早く到着したのでのんびりと昼食。
若狭駒ケ岳稜線を登ります 若狭駒ケ岳山頂にて
天気は好転してきますが、残念ながら遠望は効かず、伊吹山がかろうじて見分けられる程度で、琵琶湖もぼんやりとしてはっきりしません。昼食後は高島トレイルをしばらく百里ケ岳方向に歩きCo730mピークから北西方向へ派生する尾根を下山します。
下山尾根を林道が横切っています 最後の急斜面を下ります
P611手前からユズリハのヤブが現れて来ますが踏み跡を辿って歩けば問題なし。P611下のコルは林道が尾根を横断していて、法面には木の階段も設けられておりこの尾根のルートは以前から登山ル-トとして認知されていたのでしょうか。P428を過ぎると急にヤブッぽくなって、ル-トを遮る様に岩も現れて来ますが大した事も無く、最後の急斜面テープに導かれ慎重に下り落合橋の袂に全員無事に着地。天気はすっかり良くなって来て、暑いくらいです。幸い雨にも降られずに周回出来てお疲れ様。
コ-スタイム
池河内落合橋(8:25~8:35) →千石山への尾根(9:25)→千石山(10:35~10:48)→Co624.6m図根点ピーク(11:24~11:30) →駒ヶ岳(12:43~13:21) →高島トレイルCo730ピ-ク(13:42) →P611下のコル(14:10~14:18) →P428(14:54) →池河内落合橋(15:48)