榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、IS、KS、KT、KY、KY、SH、SM、MS、NN、YK                11名
記録
2022年3月2日
今日の例会は鈴鹿セブンマウンテンの竜ヶ岳と釈迦岳に挟まれた目立たない冬の三池岳です。大パ-ティ-に付き守山駅に集合し、4台に分乗して八風キャンプ場に向かいます。菰野町の天気予報は晴れですがキャンプ場に近づくにつれて雪が舞い出し路面には薄っすらと積もっています。除雪はキャンプ場までですので少し上手の道端に駐車しますが、私の車は2 輪駆動で思った様に駐車出来ず皆さんに押してもらったり、除雪してもらったりで何とか駐車場所を確保します。

八風キャンプから出発                  1回目の渡渉

キャンプ場の駐車場には登山者は駐車禁止とのnet 情報で此処まで登って来ましたがお願いしてキャンプ場の駐車場に止めたほうが良かったかも知れません。準備後、トレースに従って林道を詰めて行きますが、単独の先行者の足跡が残っています。滝谷出合からは新雪が20cm 程になって来ますがトレースはしっかり踏み固められてツボ足でも快適に歩けます。折のトレースを辿り、中峠分岐まで登ると、中峠の方向には単独者のトレースが残っていますが雪で消えかけています。

稜線から三池岳(右奥)               稜線から桑名・四日市方面

しばらく登ると坂中の地蔵に到着。急に展望が開けて桑名、四日市が見えて来ます。此処で休憩し、尾根の東側を巻きながら進んで最後の急登ょ登り切ると尾根に飛び出します。先行者も最後の急斜面にはかなり難渋したようです。尾根に登ったとたんに冷たい風が顔に突き刺さり、消えかけたトレースを拾いながら稜線の鳥居に到着。桑名・四日市方面の大展望。と右手には釈迦岳も姿を現わします。風を避けてワカン、スノーシュ-を履いて地吹雪の中稜線を三池岳に向かいます。

八風峠へ                      三池岳山頂にて

雪庇がかなり発達しているので出来るだけ樹林の中を辿り、三池岳に到着、三角点は三重県側に有るので取りあえず三角点で集合写真。既に1時半を回っているので少し降りた風の無い場所で昼食。

ロ-プが張られた激下り          三池岳ル-ト図(クリック拡大)

下山尾根か福王山分岐のではなだらかですが、そこからは激下りの始まりで、上部は積雪が深く、ロープも張られていますのでまだしも下り易いのですが、下るに従って木の根、岩が現れています。要所にはロープが張られていますのでそれを頼りに慎重に下降。軽アイゼンを持参するは良かったかと後悔しますか、後の祭り。Co550m 付近から傾斜もなだらかになって、やれやれです。八風キャンプ場の車は2cm 程の雪を被っています。何とか日没までに下山出来ました。
コ-スタイム
八風キャンプ場(9:0~9:49) →滝谷出合(10:44)→坂中の地蔵(11:54~12:07)→尾根(12:31)→稜線の鳥居(12:41~13:05)→八風峠(13:07) →三池岳三角点(13:32~13:41) →三角点直下(13:43~14:08) →福王山分岐(14:24~14:32) →登山口(16:40) →八風キャン゚場(16:42)