榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、AT、IA、IS、IH、OM、KY、KY、SS、SH、MN、YK   12名
記録
2022年5月15日
久しぶりの荒島岳で、前回は錦繍のブナ林でしたが、今回は新緑のブナ林です。週初めの天気予報では雨天予報で気をもんでましたが、実施時に近づくにつれて好天予報に傾いてきますのでホッとします。何時もの福井のビジネスホテルに泊まり、好天下の休日で勝原登山口駐車場の混雑を予想して午前5時半に出発し、6時半に到着しますが駐車場は9割方埋まっています。快晴との天気予報に反し曇り空ですが、次々と登山者が出発し我々も準備後出発。スキー場跡のコンクリ-ト道は歩き始めで慣れていない体に結構堪えます。満開近いタニウツギが群生するスキー場跡の登山道を登り、荒島岳登山口の道標が立てられた所から、一昨日の雨で滑りやすくなった登山道に入ります。

出発です                     登山道脇はタニウツギが満開

少し登ると待望の新緑のブナのトンネルが始ります。曇天にも関わらず鮮やかな浅い緑色に包まれながらトトロの木、白山ベンチ、深谷ノ頭と順調にシヤクナゲ平に到着。名前とは異なり周囲の目が届く範囲にはシヤクナゲは見当たりません。此処から少し下り、もちが壁の急登が始まります。

新緑のトンネルを登ります              山頂への尾根を登ります

その頃になると下山してこられる方も増えて、狭く、岩場、ロープも有る登山道は上り下りの行き違いに待ち時間が掛かりますので、スローペ-スになりますので案外楽です。もちが壁を登り切ると笹に覆われた狭い尾根の登りになりますが、下界では既に終わってしまった石楠花、ミツバツツジが、又足元にはショウジョウバカマ、イワウチワ、イワナシ、カタクリ等が残っており目を楽しませてくれます。登り着いた山頂は大勢の登山者が思い思いに寛いでいます。

荒島岳山頂にて                 白山前衛峰の山々

山頂からは曇天下で北アルプス等は霞の中に埋もれていますが、正に360度の大絶景です。山名標を挟んで集合写真後に風を避けて、少し早いですが昼食。昼食後は下山に掛かりますが、お昼の時間帯にも次々と登って来られ、シャクナゲ平までの下りは登りの時間と変わりません。シヤクナゲ平からは花の写真を撮りながらのんびりと下ります。駐車場には7割以上の車は既に帰ってしまい、午後3時前ですが閑散としています。曇天化でしたが、想定外の多くの花に出会えた楽しい例会でした。お疲れ様。

出会ったブナの大樹          出会った花 カタクリ

出会った花 フジ                荒島岳ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
荒島岳勝原登山口駐車場(6:25~6:40) →登山口道標(7:30)→P1015深谷ノ頭(10:34)→シャクナゲ平(9:04~9:14)→荒島岳(10:18~11:04) →シャクナゲ平(12:15~12:26) →登山口道標(13:54)→荒島岳勝原登山口駐車場(14:44)