参加者 OM(CL)、IA、IR、KY、KY、SH、SM、TA、YK、YK 10名
記録
2022年11月22日
今回の例会は大阪南港~別府港のフェリ-を利用してのサンフラワ-弾丸フェリ-(船中2泊、最安値10,000円)を利用しての阿蘇山です。前日の夕方5時過ぎに大阪南港に集合後、7時5分出港。最安値の大部屋は半分ほど埋まっています。コロナ対策で1部屋の定員は半分でゆったりしていますが、大部屋での宿泊は久しぶりで何となく落ち着きません。夕食時の雑談後早々と就寝します。幸い僥倖に恵まれてゆっくりと寝られ寝不足の心配は有りません。別府港近くでレンタカ-を2台借りて2時間弱で仙酔峡登山口に到着。
駐車場より九重連山 出発です
以前は此処から火口東展望台までロ-プウェイが有ったようですが、今は廃業してコンクリ-ト製の支柱だけが空しく残っています。広い駐車場には10台ほど駐車しており、インフォメ-ションセンタ-、トイレが有り、駐車場からは阿蘇市市街地、外輪山の向こうに九重連山が見えています。準備後仙酔峡尾根を登り始めます。ススキに覆われた尾根には草刈り作業のエンジン音が響いています。ススキに覆われた尾根を少し登ると火山礫が溶岩に固定されたような岩がゴロゴロした急角度で登る尾根になります。右手には廃止されたロ-プウェイの支柱連なった火口東展望台への尾根がなだらかに登っており、振り返ると外輪山に囲まれた阿蘇市の盆地、外輪山の奥に5月に登った九重連山が聳えています。
季節外れのミヤマキリシマカが咲いています 急坂を上ります
息もつかせない急登を登り切り高岳への稜線に飛び出すと冷たい風に今までの汗が一気に引いてしまいますが、そのまま東峰に向かいます。朝の晴天から天気予報通りの曇天化の東岳からはゴジラの背のような根子岳の奥に祖母山、傾山が霞んでいます。集合写真撮影後、戻って高岳に到着。
東峰より傾山、祖母山が霞んでいます 高岳山頂にて
風を避けて昼食後中岳を経由しての下山に掛かります。中岳からは火口縁の絶壁を辿りながらのみちになりますが、雄大では有りますが地球を裸にしたような荒々しい風景は今も噴煙を上げ続ける生きた火山を実感させます。
中岳へ 中岳より阿蘇山火口
火口東展望所からは手前の火口壁に遮られて噴煙を上げている第1火口が見えないのは残念ですが、西展望台には多くの車が止まっています。展望所からは所々に避難シェルタ-が設置されているコンクリ-ト舗装の遊歩道の様ななだらかな道を仙酔峡登山口に下ります。
お疲れ様 阿蘇山ル-ト図(クリック拡大)
帰りのフェリ-ではシニア割引のバイキングとビールで乾杯!!。
コ-スタイム
仙酔峡登山口(9:40~9:55) →高岳稜線(11:42)→高岳東峰(11:55~12:01)→高岳(12:18~12:45)→中岳(13:03~13:07) →火口東展望所(13:29~13:38)→仙酔峡登山口(14:25)