榾火山の会

(ほだびやまのかい)

登山日:2024年11月6日
参加者 TA(CL) IA、IH、IR、KT、SH、SM、HE、MS、MS、   10名

登山ルートの豊富な六甲山ではあるが、今日は最高峰931mに登り有馬温泉へ縦走する。
阪急芦屋川駅8時30分集合。この時間はまだ涼しい。
高座の滝を目指して歩き出す。芦屋川沿いの道路を北上し、途中山芦屋町の住宅街からは高座川沿いの道路を抜けていくが、通る車はごみ収集車以外、介護施設の送迎車ばかり。かなり傾斜のある上り坂。如何に高級住宅街であっても、年齢とともにこの坂の生活はしんどいであろうと想像する。
高座の滝からいよいよ登山を開始する。登り始めるとすぐロックガーデン中央稜と呼ばれる岩場だが、岩はしっかりしていて登りやすく、岩場の楽しさを味わえる。
風吹岩437mは視界が開け神戸港から大阪湾に広がる青く美しい景色だ。2か月前に来たときはこのあたりに住む太った野良猫が登山者から餌をもらっていたが今日は見当たらない。雑木林の右向こうは芦屋カントリークラブのゴルフコース。何やら人の声がする。雨が峠600mを過ぎるといったん下り5回程度の渡渉箇所。また登り返すと六甲越の一軒茶屋と舗装道路が現れ、いよいよ最高峰931mへ。
昼食、休憩の後は魚屋道(ととやみち)を下り有馬温泉へ下山。
有馬温泉街は外国人旅行客で賑わっている。登山企画では「金の湯」で汗を流すと書いたが、つい早く家路につきたい願望が勝り有馬の湯を楽しめなく、申し訳ないことをした。
京都市近辺に住む私たちにとって六甲山は少し遠い。参加者の方々もそれなりに時間をかけて参加していただいたことと思うが、岩場があり、渡渉もあり、景色も楽しめて山の魅力は多い。この日の登山を無事終えることができ、参加者の皆様に感謝している。

六甲山山行点にて

(コースタイム)
8:28出発→9:14高座の滝→10:01風吹岩→11:10雨が峠→12:49六甲山山頂→15:32有馬温泉