参加者 OM(CL)、AM、IR、KY、KY、SH、TA、MS 7名
記録
2025年9月16日
兵庫の山シリースの第8回目の空山、9年ぶりです。14日が雨天だったので2日順延しての実行です。空山は岡山県境に近い山ですので往復で6時間程、行動時間が5時間程ですので日帰りで登るには限界に近い山です。登山口の魚町公園のトイレも有る広い駐車場に車を止めて登り始めます。登山口、及び途中には案内板が設置されて、かつては整備されていたと思われますが、現在では草が生え放題で全く手が入って居ない様で、早速蛭が体を持ち上げ、たかられるメンバ-が居て一騒ぎですが、登るに従って蛭も姿を消します。帰り道も用心が必要です。
出発です 早速ヒルが
初めは九十九折の道ですがP680.7への最後の登りでは9年前は巻き上がったのですがその道は見つからず直登の急坂を登ります。P680.7からは最低鞍部迄檜林の下り気味の尾根で、西側から重機、チェーンソ-の音が聞こえて来ます。どうやら新しい林道を造っているようです。最低鞍部からは掘割状の道も現れて来ますが、展望が殆ど無い檜林の登り切ると空山の山頂。
山頂へ 空山山頂へ到着
周囲は樹林に囲まれて展望は無く有りませんが「平成之大馬鹿門」の彫刻が異彩を放っています。此の彫刻は京都の仏教大学の門柱として制作されましたが、その彫りこまれた名称に問題ありとする大学側と、否定する作者との意見の違い、つまり大馬鹿門が仏教の教えに添わないとする大学側と、作者の空充秋(そら みつあき)氏との間で議論が交わされましたが、折り合いつかず大学側はこれを拒否。その後、全国から多くの譲渡申し入れが殺到、結果として千種町が譲り受け、21世紀へのシンボルとして、千種川を挟んだ 空山とおごしき山の二つの山に設置されたとの事。機会が有ればもう一方が立つおごしき山に登って見たいものです。以前はおごしき山から空山の彫刻が見えたとの事ですが、現在は見えない様です。
平成之大馬鹿門 空山山頂にて
山頂は我々だけで、彫刻の台座に腰かけて昼食するつもりでしたが直射日光に晒されると猛烈な暑さですので日陰に逃れて昼食。帰路は往路を辿り下山しますが、途中で赤く色づいた山椒に出会います。
赤く色づいた山椒 下山中
9年前はこの山椒をメンバ-全員で坊主になる程摘んで下山したので、今年の6月に山椒を目論んで計画したのですが雨天で中止し、今日になった曰く付きの山ですが、山椒が見られただけで良しとしましょう。下山直前の蛭生息場所では注意したにも関わらず靴の中に入り込み靴下に頭を突っ込んでいた蛭を発見。帰りは汗を流しに、エーガイアちぐさに向かいます。お疲れ様。
お疲れ様
コ-スタイム
魚町公園登山口(9:25~9:42) →P680.7(10:21~10:32)→空山 (11:59~12:36) →P680.7 (13:50)→魚町公園登山口(14:26)