榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL),AT、AM,IS、IM、KS、SM、TH、HA 9名
記録
2015年5月3日(守門岳)
連休後半の開始日の2日は名神高速道路はかなり混み合っていますが、北陸自動車道はいつもの通りすいすいです。所が富山IC手前でレンタカ-左前輪のタイヤが突然のバ-スト。悪くすれば大事故になっていた所、HAさんの冷静な運転で事なきを得ました。
3日は快晴です。二口登山口の1.5km付近までしか除雪されて居らず。ここから登山開始です。林道を外れ斜面を少し上ると早速残雪が現れます。登山道が隠れて、トレ-スも判りづらく所々にあるテ-プを見逃さないように注意しながら登ります。

護人清水付近のブナ 谷内平にて1

護人清水付近のブナ      谷内平付近にて
護人清水付近で後から来た4人パ-ティ-に追い抜かされますが、地元の方のようでためらいも無く登っていきます。我々もトレ-スを追いかけますが、夏道沿いに谷内平への斜面をトラバ-ス気味に登っており、非常に歩きにくい為、全員ここでアイゼン装着(下りに気付いたのですがテ-プ、マ-カ-は尾根を忠実にトレ-スしていました)。谷内平は名前の通りブナ林の中に突然開けた平地です。ここから稜線に向かってぐいぐい登っていきますが、 所々雪が途切れた夏道を上ります。

稜線へ2 守門頂上にて2

稜線へ              守門岳山頂にて

大岳からの稜線まで登ると、青雲岳を越えて頂上に到着。廻りは360度の大展望。明日登る予定の浅草岳を初め、越後三山、荒沢岳、燧ヶ岳が望めます。帰りは来た道をそのまま下山。午後4時半頃に登山口に到着。

青雲岳にて 頂上を後に 浅草岳(2015.05.04)

青雲岳にて           守門岳を後に           守門岳ル-ト図(2015.05.03)

コ-スタイム
除雪完了点(6:00~6:15)→二口登山口(6:55) →護人清水(7:40) →谷内平の尾根(8:45) →滝見台(9:40) →稜線(11:00) → 守門岳頂上(12:05~12:40) →稜線からの下降点(13:30) →護人清水(15:25) →林道登山口(15:55) →除雪完了点(16:35)

5月4日(浅草岳)
3日の天気予報では、予想に反し何とか保ちそうな予報で急遽もう一泊追加を依頼。今の時期は夏道の白崩沢沿いのル-トは通行不可で、又尾根を越えるル-トもヤシセマナ沢の通過がスノ-ブリッジ不安定、又は渡渉が危険ではと、宿のご主人のアドバイスで、浅草山麓エコミョ-ュ-ジアムの林道経由の橅ゾネル-トに変更。本日のメンバ-は3名減の6名。除雪完了地点まで送っ

ネズモチ平付近より浅草岳 ネズモチ平付近にて ブナゾネを登る2

ネズモチ平より浅草岳      ネズモチ平にて          橅ゾネを登る

ブナゾネより守門岳

橅ゾネより守門岳

てもらい登山開始。今日も快晴です。雪に覆われた林道を辿って、ネヅモチ平の展望台到着。ここからは今から登る橅ゾネの尾根が真っ直ぐに前岳に立ち上がっているのが望めます。近づいても夏道が雪に埋もれて全く判りません。この辺からなら道が付けられるだろうと見当を付けて雪壁を登って行くとドンピシャ夏道がありました。ここからは軽アイゼンを装着し、ひたすら急な夏道と、雪渓を上り詰めて前岳に飛び出します。

前岳にて2 浅草岳頂上にて 浅草岳を後に

前岳にて            浅草岳山頂にて       浅草岳を後に

守門岳(2015.05.03)

浅草岳ル-ト図(2015.05.04)
前岳からは一息で頂上、頂上は我々だけで独占。頂上で昼食後雲がかなり厚くなり西側の遠くの山が霞んで来た中を下山開始。かなりの急傾斜で滑ればネヅモチ平まで一直線の所も有り、慎重に下ります。ネヅモチ平に下降した当たりで雨がパラパラしてきましたがここまで下りれば安心です。ネズモチ平はコンパスで方向を決めて最短距離で縦断し林道に出て予想より早く除雪終了点に到着。本日出会った人は3名。静かな山でした。今回は予想に反し2日間とも好天に恵まれ、守門・浅草岳は良い山行でした。

コ-スタイム
右沢出合付近(6:00)→エコミュ-ジアム(6:50) →ネヅモチ平展望台 (8:00) →橅ゾネ取付点(9:35) →前岳(11:15) →浅草岳頂上(11:45~12:05) →前岳下降点 (12:25) →橅ゾネ取付点(13:40) →エコミュ-ジアム(14:55) → 右沢出合付近(15:25)
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