榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM 単独
記録
2018年3月11日
自宅から高速道路で1時間10分で菅並バス停に到着。道路脇に除雪された雪と田圃に薄っすらと残っている。今日は快晴。但し午後は少し曇ってくるとの天気予報で早速準備して、橋の手前を右折して杉林の踏み跡を登ると林道に飛び出す。登山口はここから南に200m程の所ですが、踏み跡と獣道はここから登っているのでそのまま登っていきます。直ぐに雪が現れて来てP379.2mを到着正規の登山と合流してなだらかな尾根を登って行き、P545mを過ぎると直ぐにケヤキ広場に到着。

 

林道の直ぐ上部                   ケヤキ広場

中央に大きなケヤキの有る台地で、無風で温かく気持ちの良い所です。この付近の積雪は40~50cm。このあたりから急登が始まり、所々藪が出ている所、雪庇が崩れて夏道を登る所等が860m付近まで断続しますが、振り返れば7日後に周回する予定の妙理山から七々頭ケ岳の稜線が現れてきます。

七々頭ケ岳~妙理山の稜線

P972m手前は雪壁状になっており、キックステップで乗り越えますが気温が低い場合はアイゼンが有った方が安全です。P972mを過ぎた尾根も岩交じりの急登で同じ様な状態です。

 

P972m直下の雪壁                 P972m上部の岩場(俯瞰)

先行者2名のトレ-スはアイゼンを履いていました。右手には春霞にぼやけた金糞岳も現れてきました。P972からの急登を登りきると山頂への稜線です。眼前には福井県境の上谷山から三国岳、岐阜県境の左千方、神又峰など、その奥には高丸、烏帽子岳、蕎麦粒山などが連なっていますが、朝の快晴は今にも降り出しそうな様子で残念です。

岐阜県境の山々、上谷山、左千方、神又峰、及び高丸、蕎麦粒山

頂上は先行者2名だけで、彼らも北尾根を降りるとのことで直ぐに下山していきました。山頂は私だけ、天気が良ければここでのんびりと昼食と言いたいところですが、じっとしていると寒いのとアラレも降って来たので、もう少し下った風のない北尾根で昼食と決めて下山開始。

横山岳山頂

北尾根もブナ林の尾根で快適に下れる。西尾根に比べてなだらかで残雪も多いような気がする。

 

稜線より山頂(右側)を振り返る         北尾根970m付近

P856.8mで昼食。ここまで下るとブナにミズナラ等が混ざってきます。730mの北西側に伸びる支尾根で登ってくる2人連れに出会うがよく見ると、先に下山された2人パ-ティ-です。聞くと誤って支尾根を下ってしまったとの事。

 

北尾根450m付近               北尾根最大の難関(?)
北尾根の最後の難関(?)は林道に降り立つ所。北尾根の末端付近は昔の作業道と思われる掘割状の道を下りますが、道は林道によって分断されて降り立つ部分は崖状の法面です。林道からは分断された残りの道を下りバス停到着。天気は朝の様に晴れてきました。

横山岳南西尾根~北尾根ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
菅並バス停(7:35~7:45)→林道(8:05)→545mトチの木平 (8:45)→890m付近(9:40)→P972m(10:00)→横山岳への分岐 (10:25) →横山岳(10:35~10:50) →北尾根分岐 (10:55)→P856.8m(11:35~12:00) →730m分岐 (12:00) →P624m(12:20) →林道 (12:50)→菅並バス停(13:02)