榾火山の会

(ほだびやまのかい)

庄部谷山 山行報告

参加者  OM、K氏、H氏、M氏
記録
2018年4月29日
自宅からどんぐり倶楽部キャンプ場まで2時間。ここで昨晩宿泊していたK氏ら3名と合流。少し引き返し横谷川林道に入り関電の取水口手前の6台程止められる広場に駐車。20分程歩き関電巡視路標識No.448から登り始めます。少し上るとつり橋が現れ、これを渡ると斜面をトラバ-スする道(?)ですが、本来の目的には使用されていないようで荒れ放題で殆ど土砂で覆われており、足を滑らすと谷底まで滑り落ちるような部分も有り、下山時には使用したくないル-トです。

 

関電巡視路No.448              巡視路の吊り橋

 

斜面の巡視路1               斜面の巡視路2

谷を渡渉し左岸の斜面をジグザグに登ると鉄塔です。巡視路はここから直ぐにトラバ-スしており、どうやら隣の鉄塔に向かっているようですが、我々は尾根をそのまま直登し、地図に表記されている堰堤からの尾根と合流して更に登りピ-ク772mに到着。

 

660m付近の登り                750m付近の登り
ここまで登り付けば傾斜は緩くなり、全体的には若いブナがほとんどですが、所々大木も有るブナ林になります。見上げればブナの新緑が快晴の青空に映え、涼しい風も吹き抜けて最高の気分です。ブナの緩やかな尾根を登りきると庄部谷山の山頂で三等三角点と山名を記した標識がぶら下がっています。

 

庄部谷山山頂                 稜線のブナ林

ここから南東方向に稜線上のピークを3個超すと稜線は北東方向に直角に折れ曲がり、「勾玉」状のピ-クを越えて一登りすれば、野坂岳から三国岳へのピ-ク806mに到着。本日の目的地はここまで。ここまでのル-トは所々藪らしき所も有りますが歩き易く、尾根さえ外さなければ問題ありません。ここでの昼食中に2名の単独行者に会いました。一人は黒河林道から野坂岳往復、もう一人は野坂岳からマキノまで行くという方。皆さん健脚です。

 

稜線より野坂岳                 庄部谷山ル-ト図(クリック拡大)

昼食後来た道を戻りますが、帰りはピッチも上がり予定より早く庄部谷山に到着。下山ル-トの堰堤からの尾根には方向を確認して入ります。少し下ると送電線の鉄塔に出ますが、下山用に予定していた巡視路は、朝の鉄塔へ続いていて堰堤には下りていません。やむなくそのまま急な尾根を下り続けますが、朝の巡視路のトラバ-ス道を下山に使用するより遥かに安全です。最後は甲森谷への道に下山。これを辿って朝の広場に到着。
庄部谷山は2012年5月27日に例会で新庄側から登って以来、ほぼ6年ぶりでした。

 

庄部谷山のイワカガミ               庄部谷山のイワウチワ
コ-スタイム
横谷川林道駐車地(7:30~7:45)→関電巡視路標識Np.448(8:05)→420m鉄塔 (9:05)→尾根分岐620m(9:50)→P772m(10:20)→庄部谷山(10:45~10:55) →P860m (11:20)→直角に方向転換P850m(11:43) →稜線P806m (12:27~13:00) →直角に方向転換P850m(13:35) →庄部谷山(14:20) →尾根分岐620m(15:10)→横谷川堰堤(16:05) →関電巡視路標識Np.448 (16:20)→横谷川林道駐車地(16:40)