榾火山の会

(ほだびやまのかい)

■ 登山日 : 2020年2月15日(土)

■ 参加者(10名) : SI(CL)、AT、AM、OR、OM、KY、KY、SM、MS、YK

■ コース : 黒川林道ゲート手前の駐車場所9:10→北西方向の尾根に取り付く→12:20赤坂山縦走路の合流地点 、昼食12:55→13:45三国山→15:35黒河峠→16:45駐車場所

■ 記録 : 昨年の春に登ったルートである。天気予報は終日晴れだったが現地はガスっていた。取り付きの尾根には雪は無い。見通しの良い樹林の木立の間を掻き分けて進む。熊笹の中を行く激薮ではなく、進む先が見通せるので「小薮」と呼ぶことにする。尾根の中腹から雪が現れ、途中の一部区間に急傾斜の小薮の突破にはちょっと難儀した。昨年の春は、ここらにはトクワカ草が咲いてユズリハの群落(小薮)もある一帯である。小薮との格闘で苦難の末(笑い)、12:20に明王ノ禿の東側の赤坂山縦走路に合流。誰も通らない雪の縦走路の脇で昼食を取ったあと三国山に向けて出発。 赤坂山方面から三国山を往復したと見られるスノーシューのトレースに沿って縦走路から外れて北側の尾根筋を行くと、三国山への夏道ルートに合流した。三国山に13:45到着。写真を撮り、すぐ下山開始。来たルートには戻らず、赤坂山縦走路の三国山登山口の道標を目指してトレースの無い広い樹林帯の中をルートを探しながら縦走路の合流点に着いた。黒河峠に向かう縦走路はつづら折れの道のため距離が長く、狭い夏道に積もった雪で時間が掛かる。次第にガス帯から下に抜けて青空が見えてきた。正面には(湖北)乗鞍岳、その右に伊吹山、鈴鹿山系の山、琵琶湖が見えた。そして視界の左端の遠くに、西日で白く輝く白山が小さく見えた。黒河峠に着いた頃には青空になっていた。黒河林道は過去のガタガタ道でなく、路面は平に整備されて歩き易かった。