榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(単独)
2021年5月15日
16日は鈴鹿の御池岳に登る例会の予定でしたが雨天予報に付き中止としました。今日は夕方までは降らない予報ですので、以前から考えていた廃村八丁を巡る山々を蛭が跋扈する前に周回することにしました。始点の佐々里峠には未だ駐車している車は有りません。

佐々里峠からの登り口             品谷山への稜線のブナ

登り口には「京都洛北ライオンズクラブ」寄贈の救助用標識が設置されており、ダンノ峠まで8ヵ所に設置されているとの事。品谷山までの稜線は杉、桧林も有るものの、ブナの大木も点在し、私が京都北山に対して抱いているイメージとは異なる雰囲気の所も有り、久しぶりですので少し戸惑います。品谷山からの下りで少しミスしますが修正して品谷峠へ向かいます。稜線上には倒木に遮られる所も有りますが、迂回ル-トがしっかりとして難なく通過します。品谷峠を過ぎると踏み跡は薄くなって来ますがテープの有る稜線を辿りトラゴシ峠への分岐点のCo830mピークで90度南に方向転換します。この尾根はなだらかな広い尾根でブナ、モミ、檜の混交林も有る気持ちの良い尾根です。

品谷山三角点                    トラゴシ峠に到着

トラゴシ峠から廃村八丁への下りは地形図上の道を見落として行き過ぎてしまいまい修正して戻ります。尾根に乗ってしばらく下ると不明になり、適当に杉林の斜面を下り八丁川に降り立ちます。

廃村八丁に下りて来ました             ソトバ峠には立派な林道が

降り立ったところは廃村の下流側で、そのままソトバ峠に向かって緩やかに登るババ谷の杉林の道を辿ります。登り着いたソトバ峠には立派な林道が通っており「平成18年度丹波広域基幹林道建設業(深見大布施線)」の説明板が設置され、「ソトバ峠」の由来も記されています。しばらく林道を辿り、丸太の階段の所からソトバ山に取り付きます。ひと登りしたソトバ山も樹林に囲まれて展望が有りません。

ソトバ山山頂                  八丁山への稜線の立派な桧

此処で昼食の予定でしたが、少し早いので昼食は八丁山に変更して早々にダンノ峠まで戻り、道標の所から八丁山への稜線に取付きます。初めはヤブ気味ですが直ぐに檜の巨木が有る下生えの少ない杉林主体の稜線となり、道標、テープに導かれて八丁山に到着。途中で正午を告げるサイレンの音が微かに聞こえて人里からはそんなに離れていないのが実感出来、廃村八丁からのル-トは昔のイメージに有る京都北山らしい(?)部分です。

八丁山山頂                ダンノ峠に到着

予報通り少し天気が悪くなって来ましたが、思ったより時間の余裕が有りますのでのんびりと昼食。昼食後出発時で又少しル-トミスですが修正後ダンノ峠まで一気に下り、良く踏まれた道を辿り、佐々里峠に帰着しました。峠には私の車以外にバイクか1台駐車しているだけです。

帰って来ました                  品谷山~ソトバ山~八丁山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
佐々里峠(7:25~7:35) →Co860mピーク、ダンノ峠分岐(8:20)→品谷山(8:37~8:47)→Co830mピーク、トラゴシ峠分岐(9:23) →トラゴシ峠(9:50)→廃村八丁(10:12~10:20) →ソトバ峠(10:48)→ソトバ山 (11:05~11:16) →ソトバ峠(11:26) →八丁山(12:20~12:50) →ダンノ峠(11:26) →Co860mピーク、ダンノ峠分岐(13:40~13:50) →佐々里峠(14:13)