榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)、IA、SH、YK   4名
2021年6月6日
ヤマレコのYamanekoさんから、週末頃は紅花山芍薬(白花)が見頃との情報を頂き、早速観に行くべく、ヤマレコのyjinさんのル-トを参考にさせて頂き、方向は逆回りにしました。梅雨の天気は梅雨前線の動き次第。5日の天気予報も時間経過と共に京北の天気予報も良くなったり悪くなったりで迷いましたが、夕方の天気予報では雨は降らないと天気予報会社各社の予報ですので予定通り実施することにしました。

中の谷出合の駐車地出発             中の谷からの登りは急登

中の谷出合の駐車地に到着すると、既に1台の車が駐車しています。駐車地の脇にも数株咲いていますので挨拶がてら観に行きます。最盛期を過ぎているようで花弁も閉じてあまり生彩が有りません。中の谷を遡る途中は所々に咲いており、1人は3台のカメラをお持ちで写真を撮りながら歩いておられる2人パーティ-の方と少しお話しすると、山に登るのではなく此の辺りの紅花山芍薬を撮るだけとの事。林道終点から中の谷に入りますが状態が良く無いのでそのまま急斜面の山腹をコルに向かって斜めに登ることにします。斜面は急ですが杉の葉の堆積のお蔭で余り苦労することなくP554への尾根に登り付きます。此処から踏み跡を辿り一旦ジョウラク峠への沢に下り、適当な所からジョウラク峠への斜面を登ります。この斜面は滑りやすい斜面で、木の根を掴みながら登ります。ジョウラク峠には標識等は無く、あっさりしていますが、西側の斜面には廃棄物が大量に捨てられていて、こんな山奥の峠にもかと暗澹たる気持ちになります。此処から少し登ったCo630mピークには山肌を削って林道が、井戸山南南東のCo660mjまで続いており新しい獣避けネットが張り巡らされており、3年前の倒木も片付けられている様子ですが、山腹の木は伐採され林道が縦横に走っているのは異様な光景です。林道終点から井戸山までの稜線は杉林と落葉樹に覆われており北山の風景に戻り、ほっとします。この稜線にも紅花山芍薬が群生している所も有り、全員カメラマンに変身。Yjinさんの写真に有ったエビネ?は葉っぱだけになっており、どんな花か楽しみにしていたのですが残念。井戸山は樹林に囲まれて展望は無く、少し早いですが此処で昼食です。

井戸山山頂にて                  紅花山芍薬群落にて

下山の尾根上部は所心倒木は有りますが、大した事も無く下り、本日の目的である紅花山芍薬は至る所に数株ずつ花を咲かせており、最盛期の可愛らしい姿で楽しませてくれます。数十株の花が開いている所も有り、此処でも全員再びカメラマンに変身。P554の西側の小沢源頭にはクリンソウの群落が有り咲いた時の豪華な光景が想像でき、再訪問したい所です。Co410mピークから南下する尾根は少し下ると倒木とヤブが現れて来ますが右に左に、潜ったり跨いだりで下り、駐車地の少し上手に着地。

小沢の源頭にはクリンソウの群落跡            倒木帯を下ります

駐車地横の河原では焚火でバーベキュ-を楽しんでいる家族もいらっしゃり、暑いくらいです。Yamanekoさん、yjinさんのお蔭で十分過ぎる程の紅花山芍薬に出会えて満足です。有難うございました。

キイチゴ(美味しい!!)             ジャケツイバラ

紅花山芍薬(白花)               紅花山芍薬の実

コ-スタイム
中の谷出合駐車地(8:00~8:06) →P554への尾根(8:50~9:00)→ジョウラク峠(9:27)→林道終点(10:22)→井戸山(10:37~11:10) →P554(11:55)→中の谷出合駐車地(13:13)