参加者 OM(CL)、IA、KY、KY、SH、YK、YK 7名
2023年10月23日
今回の山は、計画では東北の会津朝日岳を予定していましたが、寒気の南下による前日の降雪予報で、我々ロートルパ-ティでは危険と判断し急遽雪の無い18年ぶりの甲武信岳に変更し、甲武信小屋に電話したところ宿泊を予定していた日は山小屋の補修工事で休館との事で、毛木平から日帰り周回ル-トとします。金峰山荘に宿泊し、早朝毛木平に到着すると既に10数台の車が駐車しており、今朝到着し準備中の方も居ます。
毛木平出発 滑滝に到着
我々も準備後快晴の下出発します。なだらかな林道を進みますが、紅葉は最盛期を過ぎ、カラ松の葉は少し色付いた程度です。滑滝を過ぎるとトウヒ等の針葉樹林と苔に覆われた森を、西谷の丸木橋を渡りながら千曲川・信濃川水源地に到着。渇水期ですので水源の水量も少ない様です。
千曲川源流を登ります 千曲川、信濃川源流地標
此処から100m余りの高度を霜柱が立った九十九折の道を登ります。稜線まで登り切ると所々に樹林が切れて山頂付近にまだら模様の雪を纏った富士山が見えて来ますので、しばし立ち止まって写真撮影。最後の岩場を登り切ると甲武信岳に到着。
稜線より富士山 甲武信岳山頂にて
月曜日のせいか山頂は数名の方だけでゆったりとしています。快晴の山頂からは富士山を初め、眼前に金峰山、その後ろに南アルプス北部の山々、中央アルプス、八ヶ岳連峰の後ろには白く雪を被った北アルプス等、更に北の方向に浅間山、妙高山塊までも欲しいままです。絶景をおかずにのんびりと昼食後は三宝山を経由しての長い下山に掛かりますが、そちらの方に向かうのは我々だけの様です。
山頂より富士山(左奥)、金峰山(中央左)、八ヶ岳(右奥) 展望所より雲取山
下山ル-トも深い樹林に覆われて展望は有りませんが武信白岩手前の岩峰と大山で展望が開け、11月に予定している両神山、雲取山が見えています。
岩場を下降します 千曲川狭霧橋にて
武信白岩山手前と大山を過ぎた所の鎖場は慎重に下るので意外と時間が掛かり、十文字峠まで下って来た時は15時半になり、毛木平駐車場に着くのは日没と一緒位かと予想します。
夕暮れです 甲武信岳ル-ト図(クリック拡大)
十文字峠からの山腹の急斜面は九十九折の道で歩き易く、盛りを過ぎた紅葉ですが夕陽を受けて輝いています。戻って来た駐車場は我々の車ともう1台が止まっているだけで広々としています。長丁場お疲れ様でした。
コ-スタイム
毛木平(6:00~6:15)→滑滝(8:20)→千曲川・信濃川水源地標(9:43~9:50)→稜線(10:07)→甲武信岳(10:33~11:14) →三宝山(11:49~11:56) →尻岩(12:37)→武信白岩山(13:33)→大山(14:18~14:34)→十文字峠(15:21~15:31)→毛木平(17:08)