榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)、IA、IS、SH、YK            5名

2023年12月17日
本来は朽木の雲洞谷山の例会でしたが、悪天予想で中止となり16年ぶりの那須ケ原山~高畑山の周回です。那須ケ原林道は参詣橋の手前が荒れており、橋の付近に駐車する場所が無く(林道を少し遡った所に小屋が有り、その横に軽トラが止まって居てスペ-スが有りそうな事は橋を渡って直ぐ気付き、下山時の通過時に10台以上止められるスペ-スが有るのは確認しました)少し戻った道端に駐車して出発します。

参詣橋を出発                  那須ケ原山へ

登山道はコンクリ-ト舗装された広い道から始まり、終点から急な斜面を登る登山道は階段も有る整備された道で、単独の女性の方が風のように追い抜いて行きます。我々ロートルは全くついていけないスピ-ドです。尾根に登り着くと冷たい風が吹き付ける様になり急に冷えて来ます。振り向くと鈴鹿南部の御在所岳、雨乞岳、綿向山が見えるようになり、更に登ると山頂に到着。山頂で全員風よけの上着を着て唐木岳に向かいますが、次々と現れる急坂の上り下りはザラザラの砂地で滑らないように慎重に歩きます。

急なアップダウンが続きます        これから登る溝干山、高畑山

唐木岳の山頂には2人パーティ-の方が昼食中で、高畑山から来られて長峰尾根を下るとの事。唐木岳からの稜線は唐木キレットと呼ばれている岩場ですので、我々は巻き道を選択します。下り着いた坂下峠は風の通り道となっているので、早々に溝干山への急登を登り始めます。登り着いた溝干山からはなだらかな稜線を辿り高畑山に到着。我々が山頂に到着するのと一緒に登って来られた単独の方は直ぐに下山され山頂は我々だけです。

山頂より綿向山、雨乞岳、御在所岳、鎌ケ岳、仙ケ岳  高畑山山頂にて

山頂は360度の大展望で鈴鹿南部の山々、伊勢湾、琵琶湖と比良山系の山々が一望出来ます。ゆっくり展望を楽しみたいのですが、吹き晒しで寒いので風を避けて伊勢湾を眺めながら昼食。昼食後は早々に山頂を辞して下山に掛かります。

溝干山より那須ケ原山              坂下峠を下ります

坂下峠からの林道那須ケ原線は峠直下から2つ目のヘアピンカ-ブまでは崩壊が激しく、林道の痕跡が微かに残っている程ですが、ヘアピンカ-ブからは所々落石は有る物の通行には支障の無い状態です。2台のオフロ-ドバイクと行き違いますが、彼らは坂下峠を越えて三重県側に下るのでしょう。途中道端の冬イチゴを摘まみながら下山し駐車地に戻ります。寒い中お疲れさま。

お疲れ様                    那須ケ原山~高畑山ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
参詣橋手前の駐車地9:10~9:16)→那須ケ原山((10:15~10:26)→唐木岳(11:22)→坂下峠(11:47~11:59)→溝干山(12:16~12:19)→高畑山(12:41~13:14) →溝干山(13:34)→坂下峠(13:52)→林道途中(14:01~14:05)→参道橋(14:36)→参詣橋手前の駐車地(14:40)