参加者 OM(CL)、IA、KY、YK、
2024年7月31日
4時間半程で別当出合に到着。幸い道端に1台分の空き場所が有り駐車し、別当出合の建屋で準備を整えて出発しますが、平日の午前の遅い時間の出発ですので良く空いています。中飯場で昼食を摂り道端に現れ始めた花を観ながら登り続け甚之助避難小屋の手前まで来ると突然ヘリが飛来して人を吊り上げて素早く飛び去って行きますが、遭難事故でもあったのでしょうか。甚之助避難小屋で一息入れ更に登り南竜道分岐に登り着き黒ボコ岩経由のルートか南竜への途中から登るエコーラインにするか迷い、結局は黒ボコ岩経由にしますが次々と花が現れて、IAさん、YKさんに名前を教えてもらったり(最も10mも歩くと忘れてしまい何度も同じ質問をして迷惑をかけたようですが)、写真撮影したりでなかなか進みません。
弥陀ヶ原が御前峰 室堂の落日
幸い登山者は多く無いので迷惑を掛けずに登れます。室堂で受付後宿泊場所に案内して頂き、夕食まで時間が有るので、テラスで乾杯。夕食時に並んでいると、同じ会に所属しているTEさんとバッタリ。もう一人の方と我々同様今日登って来られ、明日はご来光を拝んで下山されるとの事。夕食後落日を観に展望所まで行きます、既に多くの方が落日を観に来られていますが、風が強くてダウンジャケットを着ていても寒い位です。どうやら明日は良い天気の様です。
コ-スタイム
別当出合駐車地(10:30~10:39) →別当出合 (10:48~10:54)→中飯場(11:37~12:00)→甚之助避難小屋(13:33~13:46)→南竜道分岐 (14:09) →黒ボコ岩(15:15)→ 室堂(15:50)
2024年8月1日
真上にはカシオペアとアンドロメダ星雲が見えており今日は良い天気の様です。昨日は御前峰に登れなかったのでご来光を拝むついでにヘッドランプを点けて登ります。山頂には既に大勢の方がご来光を待っていますがダウンジャケットの上にはカッパを着こんでも寒い位です。予想通りの快晴で、北アルブス、乗鞍岳、御嶽、八ヶ岳のシルエットカが朱色になりかかった空を区切っています。ご来光を拝んだ後宮司さんの音頭で万歳三唱。集合写真を撮った後下山に掛かりますがヘッドランプは不要なくらい明るくなって来ます。
ハクサンコザクラとミヤマキンバイ クロユリとミヤマキンバイのお花畑
今日はお花松原まで花を観に行った後に下山予定ですので、朝食後直ぐに出発します。に御池巡りの方と次々と行き違いながら大汝峰分岐まで辿り、中宮道に入り下降点付近のハイマツの下にザックをデポして必要な物だけ持ってお花松原までの急坂を下りますが、ヒルバオ雪渓は殆ど残っていません。急坂が終わると、ハクサンコザクラ、アオノツガザクラ、チングルマ、ミヤマキンバイ、クロユリ等のお花畑が広がっていますので各人撮影に余念が有りません。最盛期は過ぎた様ですがまだまだ見頃で満足ですが、当然お楽しみの対価を支払う必要が有り、殆ど空身とは言え350mの急坂はひたすら地面を睨みながらザックをデポした所まで登り返して一息入れます。戻って来た室堂は大勢の登山者で賑わっています。
室堂へ戻ります 観光新道のお花畑1
下山は観光新道の花を楽しみに下りますが、思った通り黒ボコ岩を過ぎると直ぐにお花畑が次々に現れて来て飽きることなく目を楽しませてくれます。秋の花と思っていたマツムシソウが既に満開状態で、登山道脇におられた監視員の方も今年は特に早いとの事です。殿ケ池ヒュッテまで下ると花も少なくなり、風も止んで急に暑くなって来ますので黙ってひたすら下ります。
別当坂分岐付近で機器の設置作業をされている方と少し話をしますが、別当谷の崩壊を監視するカメラを設置しているとの事。暑い中ご苦労様です。分岐からは無風で蒸し暑い中、石がゴロゴロした急坂をひたすら下りますが暑さでまいってしまいます。幸い水場で冷たい水を飲み、頭からかぶると生き返ります。下山した別当出合は平日にも関わらす、駐車場は満車で路肩には延々と駐車して居ます。これから入浴後の長い帰路が待っています。
お疲れ様でした 白山ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
室堂(3:58) →御前峰 (4:38~5:11)→室堂(5:40~6:37)→大汝峰分岐(7:25)→中宮道下降点(7:33~7:40→お花松原(8:32~8:36)→中宮道下降点(9:47~9:59)→大汝峰分岐(10;08)→室堂(10:46~11:09)→黒ボコ岩 (11:28) →殿ケ池ヒュッテ(12:18~12:30)→ 別当坂分岐(13:28~13:37)→別当出合(14:50)