榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)、IA、IS、NM
2025年2月19日
京都駅から3時間弱で大又林道駐車場に到着。先着車3台新雪が10cm程の積もった中に駐車して居ます。予想した程の積雪ではなく、トレースも利用させてもらえそうでホッとします。小雪が舞っている中を出発し明神谷沿いの道を遡ります。


出発です                     最初の渡渉
途中に3ヵ所渡渉が有り、飛び石には新雪が積もっていて踏みつけた跡が残っていますが、かえって滑りやすいので慎重に渡渉しながら登って行きます。急坂が滑りやすくなったのでCo1000m付近で各自チェ-ンスパイク、ワカンを履きますが直ぐに高下駄状態になり歩きにくくなるので、岩を踏みつけて雪を落としながら登り続けます。谷の途中で単独の方とすれ違いますが余りに早い下山でびっくりです。雪は徐々に深くなって来て夏道が分かりにくくなって来ると先行者のトレースだけが頼りです。


急斜面のトラバ-スは慎重に登ります       明神平下で5人、2人パァ-ティ-とすれ違い
先行の2パ-ティ-(5名、2名)と明神平直下ですれ違います。登り着いた明神平は相変わらずガスに覆われていますが風は予報よりも弱く、小雪状態です。明神岳へのトレースは無く、皆さん此処で引き返した様で、我々も此処で昼食後引き返そうかと考えましたが、未だ正午で下山の時間を考慮しても余裕が有るので取りあえず13時になったらき返すつもりで、一息入れた後にワカンに履き替えて明神岳へ向かいます。


明神平に到着                    吹雪の中明神岳へ
トレースが無いので脹脛から膝程のラッセルで登り始めますが思う様に進まないので引き返す時間を考えながら登ります。幸いなだらかな登りと、稜線に出ると雪は吹き飛ばされて殆ど沈まなくなり予定した時間に明神岳に到着します。


明神岳にて                   明神平を辞します
風がきついので集合写真を撮って早々に下山に掛かり、明神平の小屋で風を避けて昼食を摂った後、雪の降り方がきつくなって来る中再び軽アイゼン、チェ-ンスパイクに履き替えて下山に掛かりますが、直ぐに高下駄上になり滑り、登りの時よりも厄介です。

下山                          明神平ル-ト図(クリック拡大)

予定より早く下山しましたが残ったのは我々の車だけで、5cm程の雪が積もった新雪を除雪後帰路に付きます。真っ青な空を背景にした霧氷は見られませんでしたが、お疲れ様でした。

コ-スタイム
大又林道駐車場(9:00~9:16) →大又林道終点登山口 (9:31)→明神平(11:59~12:15)→明神岳(12:59~13:01)→明神平(13:26~13:49)→大又林道終点登山口 (15:24)→大又林道駐車場(15:36)