参加者 OM(CL)、KY、SH、MS 4名
記録
2025年5月13日
山渓に紹介された能登郷のサワオグルマを観に行きます。能登野の農道脇に駐車すべく到着すると軽トラが止まっており、持ち主はトラクタ-で田植えの準備中でしたので、お断りして軽トラの横に駐車させて頂きます。その際、少しお話ししますが三十三間に登ると言うと害獣防止柵の扉を開けるのに鍵が必要なので、今日は夕方までこの辺りに居るから下山時に返してもらえれば良いとわざわざ鍵を貸して頂きます(確か下山路に使う近江坂の害獣防止柵は施錠されてないとの事ですが、念のために貸して頂きます)。
能登野を見下ろします 送電線の巡視路を登ります
農道を少し北に歩きスロープの上の害獣防止柵を開けて入りますか扉を開けたとたん少し毛が残った白骨が転がっているのにびっくりします。尾根への取付は関電の巡視路から登り始めます。一旦巡視路と別れて下生えが殆ど無い急な尾根を登り1番目の鉄塔で巡視路と合流し3番目の鉄塔まで登り着きます。振り向くと能登野集落と田植えを終えたばかりの田圃が眼の下です。此処からP488.4までは展望の無い自然林、杉林を登ります。P488.4からは時々北側の展望が開け、三方五湖が眼の下に、又快晴下の山肌は正に「山笑う」です。
天増川から電波塔跡までの林道に登り着き、林道を辿って電波塔跡迄登って見ようかとも思いましたが、netで送電線工事の機材置き場になっているとの事ですので、林道を辿り能登郷のサワオグルマ群生地に向かいます。
一面に群生しています 能登野への古道(近江坂)を下ります
林道から下った群生地降り立つと少し早いようですが目的のサワオグルマが源流の湿地帯一面に広がっています。群生している花々を踏まない様鮮やかな黄色のサワオグルマを十分楽しんだ後暖かい陽射しの中で昼食後、名残惜しいのですが群生地を後にします。
能登野より振り返る 能登郷ル-ト図(クリック拡大)
山渓で紹介されて訪れる人が多くなるでしょうが、密生した群落を踏んで台無しにならなければ良いのですが。林道を登り返し三十三間山への稜線に乗り、能登越え北側の下降点から近江坂の古道を下ります、渡渉点上はロープが張られて滑りやすいですが概ね歩き易い道を下り能登野に戻ります。今日はサワオグルマを初め春の花々に会えて楽しい一日でした。お疲れ様。
コ-スタイム
能登野駐車地(8:45~8:54) →登り口 (9:17)→P448.4(10:35~10:44)→林道(11:30)→能登郷(11:55~12:41)→下降点(13:11)→渡渉点(14:07) →能登野駐車地(14:59)