参加者 OM(CL)、KY、SH、MS
記録
2025年7月29日
13年ぶりの焼石岳です。前回も今回と同様、中沼登山口からを考えていましたが、前日宿泊した「やけいし館」で登って来た方の話では、登山口までの道は非常に悪く、4輪駆動車でないと登れないと言われ急遽秋田県側の東成瀬登山口から登りましたが、最近のnet情報では普通の車でも問題なく登れるとの事なので中沼登山口から登る事にします。中沼登山口に到着すると既に10台程度の車が止まって居ます。
中沼登山口出発 中沼より山頂方面
中沼までは花も少なく、樹林帯の登りが続きます。中沼を過ぎると次々と、トウゲブキ、ヒオウギアヤメ、ギボウシ、ミヤマキンポウゲ、イワイチョウ等の花が現れて来ます。樹林帯の中の小沢に伴う湿地には巨大化した水芭蕉が倒されている所も有り、どうやら熊がなぎ倒した様です。
イワイチョウトとミヤマキンポウゲのお花畑 木道にて
銀明水迄は穏やかな登りですが此処からは樹林の背が低くなり直射日光の中の急坂を登りますが、ミヤマキンポウゲ、イワイチョウ等のお花畑が広がり、整備された木道脇にはリュウキンカが残って目を楽しませてくれますが、木道にはこれ見よがしに新しい熊の糞が残っていて緊張します。
姥石平分岐付近はギボウシのお花畑 山頂直下のお花畑はアキアカネが乱舞しています
急坂を上り詰めた姥石平付近にはギボウシ、トウゲブキのお花畑が広がり、ハクサンイチゲのお花畑は時期が遅くて見られませんがこれだけでも満足です。山頂は我々の独占で360度の大展望と言いたい所ですが、遠くの山々は霞の中に微かに見える程度です。
焼石岳山頂にて 山頂より栗駒山
下山は撮り忘れた花を撮りながら下りますが、ツブ沼分岐を過ぎた辺りの水芭蕉が倒された奥の茂みでガサガサ音がしますので、熊かと身構えますが直ぐに静かになりホッとします。駐車場に戻って来た時は我々の車と、今夜は銀明水の避難小屋で泊ると言われた2人パーティ-の車だけです。お疲れ様でした。
お疲れ様 焼石岳ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
中沼登山口(7:15~7:31) →中沼(8:11~8:18)→ツブ沼分岐 (9:15) →銀明水(9:49~9:56)→姥石平分岐(11:26~11:31)→焼石岳(12:05~12:35) →姥石平分岐(12:58) →銀明水(14:19~14:27)→ツブ沼分岐(14:48)→中沼(15:44
~15:50)→中沼登山口(16:22)