参加者 OM(単独)
記録
2020年3月20日
今までは滋賀県以外の遠くの山ばかり追いかけてきましたが、足元にも良い山は沢山有るはずで年相応に近くの山を見なおしたいと思いでの計画です。20日は好天予報に付き、学生時代に1度登ったきりの実に半世紀ぶりの峰床山・八丁平です。リハビリ程度を確認(従来装備で、ノンストック)するのも兼ねています。大悲山峰定寺手前の駐車場に車を置き、寺谷川の林道を歩きます。寺谷峠まではコ-スタイムで2時間との事。1時間半程の林道歩きか。俵坂峠分岐までは車が通行可能ですがそれから奥の林道は全く放置されており、崩落個所、倒木が道を塞いだ所も有り、登山するのにも余り通られていない様です。寺谷峠への登り口は杉の根元から生えている小樹に赤テ-プが下がっていますが、見逃してしまい少しロス。
寺谷川の林道入口 寺谷峠入口
はっきりしない道は初め急斜面をトラバ-ス気味に登り、ジグザグを切って登る辺りからはっきりしてきます。寺谷峠には道標も無く、首の無い小さなお地蔵さんが1体有るだけ。P838m手前より古い林道が現れ、P838mを巻いて伸びています。尾根は久多尾越林道で分断されており道標が有りますが、単独行時の悪い癖(地形図未確認のイケイケドンドン)で廃道化した林道を進み約10分のロス。
寺谷道・下部 久多尾越林道の注意看板
峰床山は休日なのに先行者2名だけで、彼らも直ぐに下山されました。山頂は南側が切り開かれて展望が有り、皆子山、これから辿る予定のチセロ山がすぐ近くに、雲取山、桟敷ケ岳、愛宕山が彼方に望めます。
峰床山山頂 峰床山山頂より南方(クリック拡大)
此処でまたまた悪い癖が出てしまい、オグロ坂峠に行くのを誤ってしまい、八丁平を巡った後に登り返すつもりの展望ベンチまで来てしまいました。やむなく戻り掛けますが、行程が大幅に遅れそうなので適当な支尾根を下降してクラガリ谷出合に到着。風もなく温かいので此処で昼食。
八丁平 無残な倒木
昼食後は八丁湿原脇の道を辿りますが、この当たりも18年の台風の風で倒れた木が無残な姿を晒しています。展望台デッキ迄戻り返し、俵坂峠を通り抜けてチセロ山へ向かいます。このル-トは遊歩道として整備され歩き易い。チセロ山山頂は山名を示す標識も無くだだっ広い山頂で誰も居ません。
チセロ山山頂 三本杉への下降点
此処から三本杉を経由して峰定寺まで下るル-トの道標は「山村都市交流の森」を念頭に置いた道標ばかりで分かりにくく、それらの道標の下部に置かれた追加の表示で何とか正しいル-トが分かます(登山者からの苦情が多く追加したのでしょう)。三本杉を経由して峰定寺手前の駐車場には予想より早く午後4時前に到着。半世紀ぶりの峰床山・八丁平は良い山でした。本日の目的は達成出来、5月13日に予定しているフカンド山~コウンド山の着地点と駐車場を確認しながら帰宅しました。
峰床山・八丁平ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
大悲山・峰定寺駐車場(8:25~8:30)→寺谷川の林道、三本杉分岐(8:48)→俵坂峠分岐(9:00)→寺谷峠登り口(9:50)→寺谷峠 (10:10) →P838m(10:35~10:45)→久多尾越林道(10:52~11:02)→峰床山(11:27~11:45)→展望ベンチ(11:52~12:05)→八丁平、クラガリ谷出合(12:18~12:35)→フノ坂分岐(12:40)→フノ坂(12:50)→展望ベンチ(13:13~13:20)→俵坂峠(13:36)→チセロ山への登り口(13:50)→チセロ山(14:33~14:38)→三本杉への下山口(14:50)→三本杉(15:20~15:26)→寺谷川の林道、三本杉分岐(15:37)→大悲山・峰定寺駐車場(15:50)