参加者 OM(CL) OR、KK、KT、SM
記録
2020年4月3日
今日も又、1日が雨天予報で中止した例会(これで例会3連敗)を日程変更しての個人山行です。この山は、草川啓三さんの「琵琶湖の北に連なる山」で知り、ぜひ一度歩いてみたいと思っていた山です。下板並集落手前の板名古川の林道を200m程入った所にゲートが有り、それ以上は進入出来ないので少し戻った道端に駐車し、準備後薄曇りの下出発。
出発、後は板並岳 350m付近の急登
集落を東側に横断し、少し上ると田が広がった河岸段丘の台地に出ると、「林道下板並線起点」の表示柱が有り、此処から20m程進み西側を見ると刈り込みが有りその奥に獣避け柵の扉が有るが、見逃してしまい林道の奥に進んでしまいました。誤りに気付き、戻って尾根の末端に取り付きます。尾根の末端は若干の笹薮ですが、直ぐに杉林の急斜面になり、昔の道がジグザクを切って登っており、お地蔵さんが一体置かれています。時々消えかけてはいますが、この道は掘割状でかつては生活の為の道だったのがうかがわれます。560m辺りから尾根は一旦緩やかになり、鹿の食害を防ぐ筒状のプラスティックカバ-の支柱群が有りますが全くと言っていい程檜は育っていません。まれにカバ-が掛かったままの檜が有るのでカバ-を外してやるとヒョロヒョロで、まず育たないでしょう。やりっぱなしで、メンテナンスがされていない典型の様に思われます。更にもう一度急坂を登り切ると林道が現れて、緩やかに登り板並岳の山頂に到着。
710m付近の古道 板並岳山頂にて
山頂は生憎樹林に囲まれて展望は有りません。春らしい日差しの中で昼食。所がズボンの裾を見ると1mm程のダニが蠢いています。他のメンバ-も同様で慌てて払い落とします。下りは良く踏まれた尾根道を東進し、740mのピークから南に派生する尾根を下ると又昔の道が現れて来て、更に南西に折れ曲がった当たりからの尾根はボンタオ坂と呼ばれていたとの事です。
下山道810m付近 下山道800m付近より大禿山、御座峰
下山道より板並岳 モン谷出合へ下山
モン谷出合の林道に着地し、途中お地蔵さんが祀られた板名古川の林道を下って、朝方の駐車地に到着。春の日を浴びながら楽しい山でした。帰りの道路脇の桜は満開で春爛漫。新型コロナが無ければこれから新緑の山が楽しめる季節なのですが。
コ-スタイム
板名古川林道ゲ-ト付近の駐車地(8:55~9:10)→尾根末端登り口(9:25)→568.9m三角点(10:40)→林道(11:07)→板並岳(11:42~12:20)→P723mの分岐(13:10)→P557m付近(13:53)→モン谷出合の下山口(14:30)→板名古川林道ゲ-ト付近の駐車地(15:15)