2020年8月9日
久しぶりに経ヶ岳~イチゴ谷山の稜線を歩いて見たくなり、今まで歩いた事の無い尾根で炎天下、下山後の道路歩きが無い周回ル-トにしました。
イチゴ谷出合付近の道端に駐車して、ミゴ谷出合まで歩きます。ミゴ谷には入り滝が掛かっている左側の沢の出合(道標が有る)からミゴ谷右岸尾根に取り付きます。何時もの通り取付き直後は木を掴みながらの急登です。700m付近までは下生えは薄く登り易いのですが、此処から830m付近まではユズリハのヤブが、又倒木も随所に有り、無風状態でのヤブ漕ぎは堪えます(下山後確認したところ、ダニ避けを塗っていたのが効いたのか幸いダニにはたかられていませんでした)。
ミゴ谷付近の道標と滝 ユズリハの藪
到着した経ヶ岳は以前とは様変わりしており「BIWAICHI」、「Takashima trail」の道標が設置されています。高島トレイルは従来の三国岳終点が延長されて、経ヶ岳~イチゴ谷山~白倉岳~釣瓶岳~釈迦岳~岩阿沙利山~白髭神社に改定されているようです。
経ヶ岳山頂 経ヶ岳山頂にて
此処からミゴ越までの稜線もユズリハが多いですが通過するのに支障ありません。ミゴ越にはヘラ谷に下降する古道が有るとの事で、4年前の年末にヘラ谷を遡った時、積雪で道を見失ってヤブ漕ぎしたのを思い出しました。ミゴ越から登り返すと三等三角点が有るイチゴ谷山です。此処も経ヶ岳と同様周囲は樹林に囲まれて展望は有りませんが同じ道標が有ります。P909mへの稜線は涼しい風が吹いており、ブナ、ミスセナラの大木も現れて来て下生えも快適に歩けます。P909mに登り着くと本日初めて東側の展望が得られ、少し霞んだ釣瓶岳~蓬莱山までの稜線が見えて来ます。
P909mへの稜線のブナ林 P909mから釣瓶岳~蓬莱山の稜線
涼しい風の中で昼食。余りに気持ちが良いので少し昼寝をしてしまいました。下山はP909mから西側に下っているイチゴ谷左岸尾根を下降します。登りのミゴ谷右岸尾根とは異なりユズリハ等のヤブは薄いので問題なく最後の杉林の急斜面を下り駐車地に着地。下界は杉林とは言え暑く、下山時の汗を流すべくすぐ横の久多川に飛び込み身体を冷やし、汗を流した後キャンプ客等で渋滞する道路を帰宅しました。
イチゴ谷山左岸尾根のトチの大木 杉林の急傾斜を駐車地に下山
コ-スタイム
イチゴ谷出合駐車地(7:45~7:50) →ミゴ谷出合(8:05)→経ヶ岳(9:32~9:45)→ミゴ越(10:10) →イチゴ谷山(10:37~10:52) →P909m(11:20~12:00)→イチゴ谷出合駐車地(12:58)