〇日時/2020年8月19日・20日
〇アクセス/
名神高速~東海北陸自動車道(飛騨高見IC)~下道~新穂高ロープウェイ:所要時間約4時間
※鍋平登山者用 駐車場 P8(無料)を利用しました。
『新穂高ロープウェイ』https://shinhotaka-ropeway.jp/
※始発、最終便の時間にご注意下さい。
〇コース状況・危険個所/
『西穂高口駅~西穂山荘』
・よく整備されており、道迷いの心配なし(所要時間:1時間半)
『西穂山荘~独標』
・丸山までは歩きやすい稜線で道迷いの心配なし。
・丸山~独標はガレていて歩きにくいです。独標手前から岩稜帯になりますので注意が必要です。
『独標~西穂高岳』
・独標以降は岩稜帯のアップダウンが続きますので、浮石に注意し三点支点で手元・足元を確認の上慎重な行動が必要です。(下りは特に慎重に!)
〇登山ポスト/ロープウェイ駅内、登山口入口に西穂口 登山届出所にあり
〇周辺情報/
新穂高ロープウェイ近くに『ひがくの湯と登山者食堂』を利用しました。
温泉や豊富な食堂メニューは必見です。また、ロープウェイまでの送迎バスや各種割引やサービスあり
https://www.okuhida.or.jp/archives/1704
感想など/
例年、お盆明けの夏休みを利用して嫁の実家(米子)に帰省。帰省中に目前の『伯耆大山』に登るのですが、今年はコロナの影響で帰省(大山登山)を中止。
どうせならと同時期に休みが取れるメンバーに声を掛けて『西穂高岳(2909m)』に1泊2日で登って来ました。
メンバーは、半世紀(50年)の山行歴を持つ大ベテランOさんとIさん、Tさんの女性2名を加えた4名です。
Oさん以外は、過去西穂の山行では主峰を踏むことが出来ていませんので、今回はそのリベンジで前日『西穂山荘』宿泊し、翌朝4時からアタックする計画です。
19日朝7時に京都を出発し、shikakuraさん宅に立ち寄り一路『新穂高ロープウェイ』へ!
高速道路や下道の渋滞もなく、所定通り約5時間(正午)に鍋平登山者駐車場(今は無料)に到着。身支度を済ませて『しらかば平駅』からロープウェイに乗り込みます。
約15分で西穂高口駅に到着し、構内の食堂で腹ごしらえ(ラーメン醤油辛かった…(^-^;)
13時西穂高口駅をスタートし約1時間で『西穂山荘』に到着。
丁度、下山してこられた方々が休憩しておられ、結構な賑わいです。
早速、チェックインを済ませて部屋へ…。相部屋を予約していましたが利用客が少なくコロナの感染予防の影響か?何と4名個室!ラッキーでした。ザックを下ろして早々に表で乾杯(🍺美味かった~!)
18時から夕食です。西穂山荘の料理は評判が良く、今日の献立は『鰺フライとつくねハンバーグ(ごはんとみそ汁はお替り自由)』こちらも美味しかった~!その後、部屋でもお酒を交わしながら話が弾みますが、pm9時私とTさんはお疲れモードで早Zzzz…。(初日は終了)
20日は、3時起床でしたが何とIさんが布団を残してショラフごと失踪!
(私のいびきと暑さで隣の部屋へ避難されていた様子…ゴメンなさい)
他のパーティーも皆さん行動は同じで、出発に向けてゴソゴソと準備中…。
昨晩戴いた朝食用のお弁当も間食し、4時西穂(主峰)に向けて出発!
まだ真っ暗闇の中ヘッデンの明かりを頼りに歩きますが、朝早いせいか足が重たい。
最初のガレ場を登りきると稜線に出ますが、東の空がうっすら明るくなってきました。
『独標』で日の出を待ちたかったのですが、5時過ぎ少し遅れて登頂。
ここからは岩稜帯を登ったり下ったりと11峰~1峰(主峰)を登頂していきます。
3年前は単独+日帰りだった為、ピラミッドピークまでで折り返しましたが、今回は当然時間的な余裕もあり主峰を目指します。朝日を浴びた『笠ヶ岳』『焼岳』、南東方向には『富士山』も顔を出し、幻想的な風景に必然的に足が止まります。
主峰直下の稜線では、なんと雷鳥の親子を目の前で発見!思わずカメラを回します。
6時半『西穂高岳(主峰)』に登頂。予定時刻より少し早く着いたので約45分ゆっくり景色を堪能しました。その間、2パーティーが奥穂を目指し縦走して行かれました。
7:20名残り惜しいですが下山です。上り以上に下りは慎重に浮石に注意をはらいながら下山します。
途中何度か休憩を挟みながら9:40西穂山荘まで無事下山してきました。山荘で身支度を済ませて西穂高口駅へ向けて再出発。
天気予報では午後から☔(雨)マークでしたが、ピーカンの晴天!山頂とは違い気温も徐々に上がり暑い!
11時、西穂高口駅に到着して今回の山行は終了。
下山後、麓の『ひがくの湯と登山者食堂』で2日間の汗を流し、昼食を頂いた後 帰路につきました。