榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(単独)
2024年11月17日
本来は例会で登る予定でしたが、前日の天気予報ては午後雨天予報でしたので、次の機会にして、次回例会の為に午前中に下山する予定でル-トの下見に行くことにします。自宅を午前5時過ぎに出発し広域林道の入口付近に車を置かして頂きます。害獣防止柵の扉を開けて林道をしばらく進み登り口にしようと考えていた場所は伐採されていますので、これ幸いと登り始めます。里山の常で取付き部は急登になっていますが直ぐになだらかな尾根に変わり、心配していた藪も数十m程しか無く、下映えの少ないなだらかな尾根をP448、P473と登って行きます。途中で小雨が降って来ますが雨具を着る程の事も無いので登り続けます。


害獣防止柵の扉を開けて広域林道に入ります     森林が伐採されている所から登ります
P473で尾根は北から西に向かって折れ曲がりますので注意が必要で、此処は地形図を見て間違えなかったのですが下ったコルを登り返して次の小ピ-クで行き当たった古道に釣られて南に派生する支尾根に入って暫く下ってしまいます。気が付いて正しい尾根に戻りますが約10分のロスです。西に向かう尾根はCo470m付近で稜線への2段構えの急登が始ります。1段目もかなりの急登ですが、やっと終わりヤレヤレと一息入れますが2段目(最後の)の急登は倒木から始まり倒木を越すと本格的な急登になり、四つん這いになり、木の根に掴みながら体を引きあげます。斜面は少し雨に濡れていますが滑る程では無いので助かります。

シロモジの黄葉                 急登で四つん這いで登ります
登り着いた滝谷ノ頭は山名標は見つかりませんが、予定より早いので、折角ですので蛇谷ケ峰に寄り道します。今までとは大違いの歩き易い登山道を登って行きますが登るにつれてガスの中に入って行きます。蛇谷ケ峰山頂は6人パーティ-の方が休憩中です。

蛇谷ケ峰に到着            山頂より百里ケ岳(右)、青葉山(左奥微かに)
山頂に登り着いたとたんに周囲の西側のガスが薄くなり、武奈ヶ岳、百里ケ岳、青葉山等が姿を現わします。再びガスに覆われる前に写真を撮って蛇谷ケ峰を辞します。滝谷ノ頭まで戻り横谷峠へ向かいますが、日曜ですが誰にも会わずに横谷峠に到着。稜線には盛りは過ぎていますが残った紅葉が眼を楽しませてくれます。


横谷峠                     落ち葉の絨毯
横谷峠からは掘割状の歩き易い道を下り畑のバス停まで下って来ます。畑の棚田は良く知られていると聞いていましたが、日本の棚田100選に選ばれたとの説明書きが有りびっくりです。予定通り午前中に下山しますが、見る限りは雨が降りそうな空模様では有りません。

畑まで降りて来ました             滝谷ノ頭~蛇谷ケ峰ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
黒谷の広域林道入口(6:35~6:40) →登り口(6:47)→P448 (7:36)→P473(7:47)→滝谷ノ頭(8:55)→蛇谷ケ峰(9:32~9:40)→滝谷ノ頭(10:05)→須川峠(10:12) →横谷峠(10:36~10:45) →畑バス停(11:18)→黒谷の広域林道入口(11:25)