参加者 OM(CL)、IA、SH、YK
記録
2020年9月05日
今日は美山町と京丹後町との境界に聳える一等三角点の長老ケ岳です。本来は恵那市の笠置山、大滝村の小秀山に登る予定でしたが、台風の影響で天気が不安定なので中止し、急遽代替山として5日に登ることにしました。
更にこの山は2011.6.19に例会で美山町三埜から上乙見まで横断していますので今回は音海から旧道を登り、北桑田高校生等の手で拓かれた新道(駐車場の「長老ケ岳ハイキングマップ」の表示板を見て知りました。因みに旧道には×印が入っており急斜面危険と書かれています)を下る周回ル-トにしました。順次各メンバ-を拾いながら、音海の駐車に到着。休日にもかかわらず我々だけですが、夏季に登る山では無いのでしょうか。
林道を400m程登ると「長老山」の道標が有り、少し進み愛宕神社の鳥居をくぐり抜けて急坂を登ると本殿に着きます。登山の安全を祈願し本殿横の道標通り進みますが、そのまま進むと新道を登ることになるので、適当に分かれて尾根に取り付き、初めは杉林の中を完全に崩れた獣避けネットに沿って登ります。
旧道は古いテ-プが随所に巻き付けられており、下りル-トとして利用する場合、急傾斜の部分で滑らない様に注意しながら下りて、尾根を外さなければ迷う事は有りません。杉林、檜林、雑木林と高度を上げるに従って樹林が変化する中、急登を登り切ると音海展望台に到着。
音海の駐車場を出発 傾斜が急な所も有ります
音海展望台から、愛宕山塊が霞んでます 長老ケ岳への気持ち良い稜線
南側の展望が開け眼下の音海集落を、目を上げれば南東方向に愛宕山山塊が微かに見えます。展望台から少し登ると新道に合流し、長老ケ岳への緩やかな尾根を30分程登ると一等三角点の有る長老ケ岳山頂に到着。
稜線のイワカガミ群落 長老ケ岳山頂にて
此処には電話会社の電波塔、四阿等が有り、第43回国体カヌ-競技が行われた和知町の和知町火採火地の立派な石碑まで有ります。風は余りありませんが思ったより涼しい中でのんびりと昼食。昼食後山頂を辞する直前に2人パ-ティ-が登って来られました。仏主からの周回予定との事。
かえる岩 お疲れ様
下山はかえる岩に立ち寄り新道を下ります。音海へ下る短い支尾根は急なので登山道はジグザグを切って造成さていますが、大変な労力が注ぎ込まれていると推測され、関わられた皆さんに感謝ですが、上部は一部斜面化している部分も有り心配です。愛宕神社付近まで下ってくると山頂付近の涼しさは何処に行ったかの暑さがぶり返して来ますが、駐車場の横の沢で水浴びしスッキリして車に乗りました。
コ-スタイム
音海登山口の駐車地(8:35~8:45) →愛宕神社(9:04)→音海展望台(10:39~10:49)→新道・旧道の分岐 (10:55) →P844(11:00)→長老ケ岳(11:26~12:08) →P844(12:33) →かえる岩(12:49)→長老ケ岳の尾根からの下降点(13:00) →音海登山口の駐車地(14:02)