榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(単独)、
記録
2020年9月09日
本来は今日から御嶽山でしたが、台風10号通過後の余波で中部地方は悪天との予報でしたので中止になり、関西は何とか天気は良さそうだったので、例会に参加しようと思いましたが、エントリ-締め切り、代りに高島トレイルの山々に福井県側からアプロ-チ出来ないかと調べた所、2018.05.01に千石山~若狭駒ヶ岳の周回した時の登山口(落合橋)から小栗山を経由して桜谷山に登った記録が有り、そのル-トを登り桜谷山から北北西に伸びている尾根を下るル-トにしました。
午後から雨天予報に付き、早めに出発し落合橋に6時半到着。松尾口橋を渡ると杉の木に黄色テ-プが巻き付けられ、更にテ-プにはテプラで「小栗山」と書かれたテープが張り付けられています。此のテ-プは今日のル-トで何か所かに見られました。手書きで書かれた同様の表示はよく有りますが、テプラでのテ-プは初めてです。確信の下にそのようにされて居ると思いますが、テープの巻き付け自体を含めて違和感は有ります。テープは道迷いを助長すると、ある山域でテ-プを見つけ次第除去する方を知っていますが、テープは現在地を確認するに便利な反面、盲信すると危険な面が有り、私は彼程徹底できませんが、意見には同意します。

松尾口橋上手の黄色テ-プから登る            急登登り切るとP557

登りだすと直ぐ岩場が有り1番目は左を、2番目は右を巻きます。下生えの無い支尾根には古道跡が残っている所も有りますが急登になると分からなくなり、木を掴んでの急登を登り切ると
P557。Co680mピークへの尾根は下生えが無く、表土が流れ去って表面カチカチの堅い地面ですがブナも現れて来ます。Co680mピークからの桜谷山までの尾根はブナ、ナラ、クヌギ、クリ等が混じり合った樹林の快適な尾根で、特に小栗山以降は立派なブナが多く、新緑、紅葉の時期にもう一度登ってみたい所です。小栗山からの尾根には2か所上根来方面への道標が整備されて、登山者が多いのでしょう。この山域の再認識です。桜谷山に到着するころには少し天気が悪くなって比良山系が霞んでいます。

Co680mピークより左から桜谷山、百里ケ岳、小栗山     桜谷山の高島トレイル道標

出発時間を早くしたのと見込んだ時間より早く付いたので、午後1時頃まで帰着出来れば雨が降るまでは下山出来ると判断し百里ケ岳までに予定変更。木地山峠からのなだらかなル-トの下部の滋賀県側は杉林、中間部は全面杉林で暗くてつまらない稜線ですがCo850m付近からは山頂までブナ林でホッとします。

木地山峠、振り返って                 百里ケ岳に到着

百里ケ岳山頂は平日で誰も居ない涼しい中で昼食を摂り、予定より早く桜谷山まで帰着。天気は下り気味で、何とか下山まで天気が保ってほしい。下山尾根は初めブナ林ですが直ぐに雑木林になり、Co.600m~Co500m間はユズリハの藪ですが、人が通れる程度には切り開かれており、誰が整備されたのか分かりませんが、黄色テ-プの方であれば感謝。P463mのピークまで下降した頃から小雨模様になり、ザックカバ-だけ被せてます。

下山尾根700m付近のブナ林             小栗山~百里ケ岳ル-ト図(クリック拡大)

Co270m付近で黄色テ-プと別れて直進。黄色テ-プは三番滝への林道分岐へ下る尾根に続いている様です(林道を戻る時に確認)。何時もの通り最後は急下降で三番滝への林道に着地。その後は林道を落合橋まで戻り、小雨の中、暑くなっていた身体を水浴で冷し落合橋を後にしました。

コ-スタイム
池河内の落合橋駐車地(6:27~6:35) →P557(7:46~7:56)→Co680mピーク(8:37)→小栗山 (9:00~9:10) →桜谷山(9:52~10:00) →木地山峠(10:12)→百里ケ岳(11:05~11:30) →木地山峠(12:05) →桜谷山(12:28~12:43)→P463(13:22~13:30) →三番滝への林道(13:56) → 池河内の落合橋駐車地(14:11)