榾火山の会

(ほだびやまのかい)

実施日 11月12日(水)
参加者 TA(CL)、IM、IR,KY、KS,KT、SS、SH、SM、MS,YK、                                     11名
ポンポン山、このユニークな名前で多くの人に親しまれてきた山、私も上の子供が小学生のころ一緒に登った。しかし、ここ最近ポンポン山へのアクセスが悪くなり足を向けることが難しくなったことは否めない。バスの便が激減し、倒木処理されない登山道もあり、高齢化と人手不足、利益優先のこの世界、登山と下山に適した時間にバスの便を望んでも、私たちになすすべはない。その中で見つけたのがJR高槻駅から高槻市が運営するバス路線で、なるほど集合場所の高槻駅は京都大阪どちらの方面へも利便性に優れ通勤通学の人でいっぱいなのだ。そのおかげで私たちも登山口まで行くことができた。
8:15発、原大橋行きのバスは約20分で神峯山口に到着。田畑と集落ののどかな道を進むと新名神高速道路が真下を走っている。少し進むと勧請掛(かんじょうがけ)という悪霊疫病除けに樒(しきみ)を吊り下げた独特の門構えに会う。毘沙門天を祀る神峯山寺・本山寺があり、古くからの参道だ。紅葉黄葉も今が盛りで寒気が下りてくればすぐに散ってしまう。
落葉寸前の樹木同様、私たちも加齢問題に直面している。気にしないようにしていても実感するようになった。テレビで久しぶりに見た人が急に老化していて驚いたりするが、それはすべて自分に当てはまることなのだ。方丈記ではないが無常を受け入れて生きるしかない。
秋色に染まった登山道を頂上へ。予定より早く着いて安堵する。昼食後下山するが、神峯山寺の茶屋がまだ開いていれば、ぜんざいという声が聞こえる。はたして茶屋はまだ営業中。ぜんざい、甘酒、コーヒーを各々注文。ぜんざいには大きな焼き餅が二つ、食べ応えがあった。神峯山口のバス停で待つこと10分少々、皆無事に帰途についた。お疲れさまでした 。

紅葉を背に1枚                          ウリハダカエデの紅葉

コ-スタイム
神峯山口8:39→天狗杉10:42→ポンポン山11:31~12:16→天狗杉12:52→神峯山口15:18