榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL) SM、YK
記録
2020年5月20日

本日は知り合いのK氏の「熊さん」に相乗りし、来年の例会の下見も兼ねた山行です。晴天との天気予報でしたが、御池川駐車場に着く頃はどんよりとした天気です。駐車場には既に6~7台の車が駐車しています。林道を15分程歩くと「東近江市エコツ-リズム推進協議会」(この道標の設置者名は5月20日の竜ヶ岳~賤ヶ岳の時にも有りました)の立派な道標の有る登山口に到着。P878mまでは杉林の急登が続きますが、そこを越えると気持ちの良いブナ林になります。晴天なら新緑に染まるくらいの緑でしょうが、生憎の曇り空で御池岳のテ-ブルランドは雲の中で、寒いくらいです。

T字尾根の登り口                   T字尾根にて

P918mで尾根は直角に曲りいよいよT字尾根の核心部です。特にP967m付近は岩稜も有りロ-プが張られている所も有り、今日の様に木の根が濡れている日はスリップしない様に注意が必要です。此処からは一気に急坂を登り切るとテ-ブルランドです。ガスの中を今日の合流場所のボタン岩に向かいます。ボタン岩に到着しましたが、未だK氏のパ-ティ-は到着していませんので、様子を見にボタンブチの方へしばらく行くとK氏のパ-ティ-と出会い、ボタカ岩まで引き返して風の無い所で昼食です。

ボタン岩からT字尾根見下ろします           エビネ

今日の昼食は何とK氏パ-ティ-の昨夜の残りのステ-キです。山でステ-キなど頂くのは初めてで、美味い!!。ゆっくりの昼食後は一人の方(KO氏)がドロ-ンでの撮影でボタン岩上空からの動画を見せて頂きました。その後「熊さん」に出発。その途中でエビネの群落の有る所へ案内していただきエビネの写真も撮りました。その後「熊さん」に行きますが、今年は2年前の4分の1ほどしか咲いていません。此処でK氏のパ-ティ-と別れて我々は土倉岳へ向かいますがこの頃に天候も青空が見える程に回復してきました。

土倉岳下降点方面のテ-ブルランド             テ-ブルランドにて

土倉岳への下降点には道標が有り分かりやすく、少し下ると裸地となり直ぐに土倉岳ですが、三角点が無ければ尾根の小突起で山頂とは分かりません。此処からの道は一部は巡視路になっており歩き易い。青空の下、新緑にヤマツツジの朱色のコントラストが何とも言えません。

下降点より下山尾根と土倉岳(右端)         下山尾根のレンゲツツジ

送電線の鉄塔から尾根を外れノタノ坂を通り小又川林道に下りますが、此処にも「東近江市エコツ-リズム推進協議会」立派な道標が有ります。林道を歩き駐車場には午後4時前に到着しました。

コ-スタイム
御池川林道の駐車場(8:10~8:20) →T字尾根取付(8:35)→P878m (9:20)→P918m(9:42)→P987mのコル(9:42) →御池岳テ-フケルランド(11:15~12:30)→エビネ群生地経由テ-ブルラント帰還(13:38~13:45) →土倉岳下降点(13:57)→土倉岳(14:12)→茨川林道 (15:40)→御池川林道の駐車場15:53)