参加者 OM(CL)、IA、KY、SH、KY、YK 6名
記録
2020年11月23日
3連休の2日目は櫛形山です。レンタカ-のナビのご機嫌が悪く途中で仕事放棄してしまい現在地不明になってしまいますが、何とかなだめて丸山林道に入ります。林道は狭い所は多いですが、昨日の林道よりはずっとましです。池の茶屋の駐車場には既に数台駐車しています。快晴の下、準備して出発、落葉松の落ち葉が敷き詰められている登山道は早速害獣防護柵が設置されており、扉を開けて通過します(山頂までに5か所設置されていました)。なだらかな登山道を少し登ると山頂への尾根に飛び出します。
富士山が見えて来る 櫛形山への快適な登山道
早速、富士山が現れて来ますが、昨日とは異なり山頂付近にレンズ雲は無く今日一日の晴天が期待できます。尾根のジグザグを登り切るとなだらかになり西側はコメツガ等の針葉樹で展望は有りませんが東側は落葉したカラマツ林で明るい尾根道で、道端にはダケカンバの大木が有り気持ちが良い遊歩道(?)です。櫛形山には山頂が2つ有り、最初の山頂(2052.2m)には三角点が設置されていますが、最高点(2053.2m)は更に10分余り奥に有る様で櫛形山山頂の道標が有ります。此処から裸山までのなだらかな登山道はコメツガ、ダケカンバ、落葉松等の原生林を歩きます。角を生やした様にびっくりするようにダケカンバも有り、落葉松の枝には花が咲いた様にサルオガセが取付いています。
皆さんスマホ写真家に変身 裸山山頂にて
裸山の山頂からは薄っすらと雪をまとった白根山三山が目の前で、全員スマホ写真家に変身です。此処からはなだらかに下り害獣防護柵の扉を開けてアヤメ平です。当然アヤメの季節では無いのでアヤメは生えていませんが、季節になっても鹿の食害等で現在では最盛期に比べて大幅に減ったとの事。此処からは、裸山、櫛形山の西側山腹を巻く様に取り付けられている登山道を戻ります。道標も随所に設置されている歩き易い登山道ですが裸山のコルから一旦もみじ沢まで下り、休憩所に登り返すのが結構堪えます。此処からなだらかな道は落葉松の樹間越しに北岳、間ノ岳が眺めながら歩き、北岳展望台に到着。
もみじ沢からの急登を登る 北岳展望台にて
此処かは北岳、アサヨ峰からの鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、彼方に八ヶ岳が快晴下に輝いています。休日で大勢の方が眺めを楽しんでおられます。駐車場までの遊歩道は1か所だけ南アルプス南部の展望が有る所で聖岳、赤石岳、悪沢岳の展望を楽しみ、曲がりくねった遊歩道をショートカットして池の茶屋の駐車場に戻り、昼食後帰途に着きました。2日間とも好天で良い山行でした。
北岳展望台より北岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山、八ヶ岳 遊歩道より聖岳、赤石岳、悪沢岳
お疲れ様 櫛形山ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
池の茶屋駐車場(8:10~8:18) →櫛形山三角点(8:52~9:00)→櫛形山最高点(9:11~9:16)→裸山(9:52~10:04) →アヤメ平(10:20)→もみじ沢(11:15) →北岳展望台(11:54~12:00) →池の茶屋駐車場(12:14)