登山日 2025年10月29日(水)
参加者 TA(CL)、IS,KY、KY、SK,SH,SM,
以前、初めて岩湧山を訪れた際、どれくらい歩いただろうか、静かで美しく少し暗い杉林が突然終わると、明るく開けた目の前の斜面一面がススキに覆われ、その先に細く登山道が青空まで続いていた。その印象が頭から離れず、今回の例会とした。
岩湧山は大阪府の南の端に位置し、下山後の最寄り駅の南海電鉄紀見峠駅は和歌山県に入っている。天気は申し分ない。しかし日没時間を考えると出来るだけ早くと思うが、河内長野駅から滝畑ダム行きのバスは始発でも9:04しかない。琵琶湖線に遅延、大阪環状線にも少しの遅れはあったもののメンバー全員バス停に無事集合した。終点滝畑ダムまで所要約1時間、登山開始は10時を回った。自然林に囲まれた登山道だがダイヤモンドトレイルのコースであり整備されて歩きやすい。途中からは植林された杉林と自然林の境界を成す登山道を行き、知らぬ間に手を加えられ背高く伸びた杉林の登山道に変わる。以前来た時もこんな感じの場所で休憩したと部分的には思い出すが、残念な私の頭は大切なところを除いたごく一部のあまり意味を持たない記憶のみだ。そしてやはり森は突然終わり、一面ススキが風になびき、細い登山道は青空へとつながっている。またこの景色に出会えたことが素直に嬉しい。頂上にはすでにいくつかのパーティーがいて私達も昼食を摂る。I氏は早々に済ませドローンに最適な場所に移動。のんびりコーヒーを飲んでいるとドローンの小さな姿が見える。いつも私たちには見ることのできない高さから景色を俯瞰して見せてくれる。13:05下山開始。東峰853m、経塚山808m、根古峰749mのアップダウンを繰り返し、三合目の分岐をダイヤモンドトレイルのコースから別れ一路紀見峠駅を目指す。この下山道はごろごろ石で歩きにくく深く雨に浸食されて登りには使いたくない。おまけに最後は固いコンクリートの林道だった。山あいにひっそり建つ紀見峠駅に着くとわずか1分で難波方面行の電車。思った以上に早く帰宅の途につけた。お疲れさまでした。
青空へ続く登山道 岩湧山山頂にて
コ-スタイム
滝畑登山口10:11→岩湧山12:39~13:05→東峰13:21→経塚山13:37→根古峰14:19→紀見峠駅15:44

カテゴリ :
11月.2,2025
