榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、IS、KY、KY、SH、SM、TA、MS、YK、9名
記録
2023年6月21日
今回の例会は、前日に福井に宿泊し国道416号線の木地小屋登山口から加賀大日山に登り、越前大日(越前甲)を経由し新俣峠に下る周回ルートを計画していました。22日が雨天予報となり21日だけの日帰りに変更しましたが、更に悪いことに国道416号線は勝山市横倉から通行止めが分かり、登山口までの時間大幅に増えてしまい、帰着がかなり遅くなります。急遽近傍の大長山・赤兎山を確認しましたが、我々ロートルパ-ティはゲート閉鎖時間までに下山出来ない可能性が高く、無理をしないようにします。又当初は車2台の予定でしたが10人乗りレンタカ-1台として、交代運転手を確保した上で帰着時間を遅くして当初の予定通り加賀大日の日帰り山行を実施しました。

出発です                   渡渉も有ります

出発から3時間半弱で予定通り木地小屋登山口に到着。道端の駐車地には作業用の軽トラが止まっているだけで、今日は我々だけの様です。沢沿いの登山道は雑草が張り払われており歩き易くなっています、途中4個所の渡渉が有り、ロープも張られていますが、渡渉個所にはしっかりとした置石が有り、水量も多く無いので簡単に渡れます。レジ袋で靴をカバ-して渡渉しようとメンバ-に用意する様に指示したのも、私は長靴を履いていますが、空振りです。

待望のササユリ                ヤマボウシ

稜線への急登                  加賀大日山山頂にて

沢沿いの道が終わると急登が始まりますが道端にはササユリが丁度良い感じで現れて来ますので写真を撮りながら鈴ケ岳からの稜線に登り付き、直ぐにカタクリ小屋に到着。雨がポツポツと頬に当たりますが小屋からは白山がかろうじて見えています。ブナ林の稜線を滝美尾根分岐を通り越して最後の急登を登り切ると加賀大日山の山頂です。予想通り我々だけの独占ですが、雨は降らないものの風が強く寒いくらいで、白山も雲の中になり、赤兎山、経ヶ岳、荒島岳が霞んで見える程度です。風を避けるために越前大日への入口の笹に潜り込んで昼食。

山頂より赤兎山、経ヶ岳            ブナの尾根を下ります

昼食後は集合写真を撮って下山に掛かります、下山ル-トの滝見尾根は支尾根を150m程降りた後は小沢をトラバ-ス気味に4回横断します。3度目の横断が今回のルートの難関(?)部ですが、皆さんスイスイとクリヤ-して大日平迄下山。此処からは暫く尾根が広がり、ヒメコマツ(帰宅後調べ、多分合っていると思います)とブナの混交林となりますが、今まで見たことの無い樹相です。

お疲れ様                   加賀大日山ル-ト図(クリック拡大)

歩き易いなだらかな尾根を順調に下り、予定より1時間程早く下山出来ました。これから3時間半の帰宅時間が待っていますが、取り敢えずはお疲れ様。

コ-スタイム
木地小屋登山口駐車地(10:30~10:45) →カタクリ小屋(12:24~12:31)→加賀大日山(13:19~13:44)→滝見尾根分岐(14:14)→木地小屋登山口駐車地(16:08)