参加者 OM(CL)、IA
記録
2025年6月19日
深谷から南比良峠へ登るのは記録が見つからないのですが数十年ぶりです。当時は未だ古道が残っていて簡単に登れた記憶がありますが、その後土砂崩れで古道が崩壊したと聞き、南比良峠を通過する度に気になってnet情報を当たってみると随分荒れている様ですので自分の目で確認したく梅雨の間の好天を利用して登ります。
堂満岳(中央)の崩壊地左側を登ります 深谷を渡渉しながら遡行します
比良駅でIさんと合流し深谷の砂防ダム建設用と思われる道沿いに登ります。舗装された道が終わると更に奥の方まで道は続いていますが最初の砂防ダム付近からテープに導かれて最初の渡渉した後は何度か渡渉を繰り返し丸山谷出合に到着。それまで何度か砂防ダム建設用の道らしき痕跡は有りますが殆ど分からなくなっています。丸山谷出合から丸山谷への登り初めに崩壊して屋根だけになった大学の山小屋跡(京都府立医大の小屋だったとの事)を通り過ぎると直ぐに急斜面のロープ場が始り、高度差120m程は連続して直径15㎜程の古いロ-プと虎ロープがベタ張りで所によってはロープか無いと登れない様な所も有り、ロープを張られた先人に感謝、感謝です。
Co700m付近で古道が現れて来ると今までの緊張から解放され滴るような緑の中南比良峠に到着。所期の目的が達成されホッと一息。
峠で一息入れてヤブ気味の稜線沿いに堂満岳へ登り着きますが、無雪期の山頂は久しぶりで、唯一開けている琵琶湖側も以前より展望は狭まった感じです。
堂満岳への登りより蓬莱山(中央奥)、烏戸山(右) 堂満岳に到着
下山路のノタノホリから深谷の道路へは以前は道標が有ったと思うのですが現在は道標も無く下り始めの古道は明瞭ですが沢沿いになると途端に分からなくなり所々にテープが有るのでそれを頼りに砂防ダムを乗り越えながら下り、朝の道に着地し比良駅に戻ります。
比良駅に戻って来ました 南比良峠~堂満岳ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
比良駅(7:43) →ノタノホリへの分岐 (8:27)→丸山谷出合(9:16~9:25)→南比良峠(10:40~10:53)→堂満岳(11:18~11:55)→ノタノホリへの下降点(12:21)→深谷林道(13:19) →比良駅(13:59
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