参加者 OM(CL)、IS、OM、KT、KY、SH、SM、TK、TA、NA、MS、MS、MM、YK、YK 15名
記録
2023年7月2日
今回は、これから始まる夏山に向けて自身の体力確認の為の例会で、リトル比良から打見山まで歩き、余裕が有る人は蓬莱山~小女郎峠~蓬莱駅まで伸ばします。
天気予報では晴れの良そうですが、湖西線の車窓からの比良は中腹から上は雲に覆われています。北小松駅で下車し準備後出発。夜明けまで雨が降っていたのか登山道は濡れており、湿度も高く汗が噴き出しています。
登山口に到着 ヤケオ山への急登を登ります
最初のピーク、ヤケ山へ登り着くと風が吹くことを期待しますが殆ど風は有りません。本日一番のヤケオ山への急登は何時登っても堪える登りですが、今日の蒸し暑い中の登りは一段と堪えます。ヤケオ山へ登ってしまうと午後の荒川峠からの登りまではなだらかな稜線です。釈迦岳で休憩中にワンゲル道の講から5~6人のパ-ティ-が登って来られます。リトル比良を縦走されるのでしょうか。此処から北比良峠までの登山道は以前から2ヵ所崩落個所が有りますが、最近の雨で更に崩落したのではと指摘されNETで確認しましたが大丈夫そうで、実際通ってみると問題なく通過できホッとします。
晴れていれば琵琶湖の絶景が楽しめる北比良峠は数人の方が休憩中で、朝よりは若干良くはなって来ましたが琵琶湖がぼんやりと見える程度ですが、此処で昼食。昼食後後半の行程に掛かります。
釈迦岳にて 北比良より武奈ヶ岳(右奥)
この頃になって青空も広がって、木漏れ陽の中堂満岳を巻く様に進む縦走路は、比良縦走路の中でも好きな部分です。荒川峠はエスケ-プルートに設定していましたが、未だ14時前で時間も余裕が有るので予定通り打見山まで行くことにし、後半の登りに掛かりますが、急に体が重くなった様で思う様に進めません。今年は打見山までしか届かないかもと弱気になりかけますが、烏谷山での長目の休憩で体調は元に戻ったようです。
烏谷山より打見山(左)、蓬莱山(中央)、比良岳(手前右) ブナの大樹の前にて
一旦葛川越への急下降の後の比良岳への登りを登り切るとブナ林の緩やかな道になり最後の木戸峠です。此処までは焼けるような直射日光にさらされての登りは殆ど無かったのですが此処からはゲレンデを午後の日差しを背中に、一歩一歩高度を上げていき、観光客で賑わうロ-プウェイ山頂駅に到着。例会は此処で予定通りの時間で到着し終了です。
蓬莱山より小女郎峠への稜線 蓬莱駅より蓬莱山を振り返る
これ以降は、奥山さん、松尾さん、私の3名になり、山頂駅で冷たい飲み物を補給してロ-プウェイで下山するメンバ-と別れて出発。蓬莱山へのゲレンデを登り切ると後は下りのみでペースも上がります。心配していた小女郎峠直下の浸食されて塹壕の様になった沢源頭の悪路は、南側の支尾根の踏み跡を下り簡単に登山道に合流し後は順調に下降して日没前に蓬莱駅に到着。暑い中11時間余りの長丁場お疲れ様。
比良縦走ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
北小松駅(7:28) →涼峠(8:35)→ヤケ山(9:06)→ヤケオ山(10:15~10:32)→釈迦岳(11:04~11:13) →北比良峠(11:56~12:21)→金糞峠(12:43)→南比良峠(13:30)→荒川峠(13:49)→烏谷山(14:14~14:29)→葛川越(14:44)→比良岳分岐(15:02~15:14)→木戸峠(15:42~15:51)→打見山ロ-プウェイ駅(16:05~16:20)
(これ以後はオプション行程)→蓬莱山(16:40~16:45)→小女郎峠(17:02)→蓬莱駅(18:45)