榾火山の会

(ほだびやまのかい)

仙ノ倉山  山行報告

参加者   OM(CL)、IA、KT、MS、MN、YK           6名
2025年10月30日
二日目は仙ノ倉山です。ホテルから関越道を走りますが、周囲は濃い霧です。時々霧が晴れると快晴の空が広がって山の上から眺めると雲海が広がっているはずで天気予報通り快晴の一日と喜んで三国街道を南下して登山口の駐車場に到着します。平日にも関わらず駐車場には既に10台以上の車が止まって居ます。この頃になって青空はすっかり厚い雲に覆われて風も強くなって来ますので予報が外れたのかとがっかりしながら登山口に向かいます。


松手山直下を登ります                苗場山を背景に
登山口からは階段が断続する急坂が鉄塔に登り着くまで続き、鉄塔で一息ついて更に登り続けます。強い風は相変わらずですが天気は段々好転して来ます。松手山に登り着くと樹林帯を抜け出して周囲の展望が開けて来ます。平標山へは笹に覆われた草原状のなだらかな尾根が続いており振り返ると苗場山、更にその奥には雪を纏った白馬岳からの後立山連峰が姿を現わします。


平標山に到着                   平標山より守門岳、巻機山方面

登り着いた平標山山頂は360度の大展望が欲しいままで、上信越の著名な山々を初め後立山北部の峰々、八ヶ岳、更には奥秩父の山々の後ろには薄っすらとですが富士山まで。又、山頂は次々と登山者で登って来られますが、殆どの登山者は此処までか、仙ノ倉山から戻って来られた方が大部分で、これから仙ノ倉山まで向かおうとする登山者は我々を含めて僅かです。

平標山より谷川岳、仙ノ倉山方面                                    仙ノ倉山にて

仙ノ倉山より上越国境の山々          平標山ノ家へ下ります

一旦木製の階段を下って前仙ノ倉山への登りに掛かりますが、この下りは戻ってくる時には堪える登りになりそうです。案の定仙ノ倉山山頂は我々の独占です。天候は快晴無風に近い状態の中で遅い昼食後、帰りの行程を考えると余りのんびりとしておれないので下山に掛かります。帰って来た平標山山頂にも誰も居らず、此処も我々の独占です。木の階段が断続する登山道を平標山ノ家まで下り一息入れます。


お疲れ様でした                                                              仙ノ倉山ル-ト図(クリック拡大)

小屋でTシャツ等の購入済ませて林道までの最後の道を下りますが、思った以上に歩き易くこの道が下山路として推奨されるのが頷けます。岩魚沢林道はゲートを過ぎると舗装道となり、途中で山道に案内する道標、幟に従って山道に入りますが、そのまま林道を下る方が良かったかも。町営駐車場には我々の車を含めて3台しか止まって居ません。長丁場お疲れ様でした。

コ-スタイム
平標登山口駐車場(7:35~7:45) →鉄塔(8:53~9:07)→松井山 (9:44~9:52)→平標山(11:30~11:40)→仙ノ倉山(12:33~13:08) →平標山(13:52~14:04)→平標山ノ家(14:40~14:49)→林道(15:40)→平標登山口駐車場(16:45)