榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者  OM(CL)、AM、IA、IS、IH、OM、KT、KY、SH、MN、YK   11名

記録
2021年12月11日
今回の例会は若狭の多田ヶ岳です。何時もの通り湖西線堅田駅に集合し、3台の車に分乗して登山口の妙楽寺駐車場に向かいますが、妙楽寺入口を通り越して奥までは行ってしまい、引き返します。
此処で車を1台多田登山口である遠敷トンネル出口の広場に駐車する為に回送しておきます。出発しようとするとパラパラと雨が降って来ましたが、直ぐ止むだろうとそのまま出発。林道を少し遡ると道端に小さな道標が有りそれに従って更に遡り、小沢を渡渉する手前の石橋を渡って山道に入ります。

妙楽寺駐車場を出発               トラバ-ス道を登ります

沢沿いの道を少し進むと、本来の取り付くはずの反対(西側)の所々ロープが張られている急な山腹をトラバ-ス気味に登って行きます。所々に道標が有るので導かれるままに登って行きますが段々本来の尾根から離れて行きますので納得できないままに登り続けます。Co300m付近からやっと東側に方向が変わりますのでそのまま急な山腹をやはりトラバ-ス気味に地形図上の道が有るP488に登り付きますが尾根上にはその道を通らない様にロープで遮断されています。全く地形図にないル-トを通らされて、道標がしっかりしているから迷う事は無いにしても地形図が役に立たないので戸惑います。

尾根付近まで登って来た            樹間から山頂が

(昔の地形図では記載されていなかった道が最近の地形図には記載されており、実際には存在しない事が多くなったような気がします)。その後も尾根芯を通らず、小ピ-クを巻きながら進む登山道は楽なのは良いのですが道幅が狭いのと斜面化しつつある個所も有り、雨で濡れていると滑りやすいので注意が必要です。帰りは多田コ-スを降りるつもりで分岐を探しながら歩きますが地形図上の位置に見つからずそのまま進み、最後のジグザグの登りの開始点で多田への道標が有りホッとしますが、このジグザグで登山道を外してしまい少し右往左往しましたが、何とか正しい道に復帰して多田ケ岳に到着。

眼下には小浜市街               多田ケ岳山頂にて

 

ご夫婦と思われる2人パーティ-が先着されており、野代からのピストンとの事で我々が昼食中に降りて行かれます。山頂は正に360度の大展望で、眼下には小浜市街、眼を上げれば西側は青葉山から若狭湾が一望でき、東側から南側は山頂付近は雲に隠れていますが、高島トレイルの三重ケ嶽~百里ケ岳~三国岳の山々が連なっていますが、曇天下なのが残念です。昼食後は道を誤ることなくジグザグの急坂を下り、多田コ-スを下ります。

山頂より高島トレイルの山々            多田への下山

初めはロープも有る坂ですが沢に出会った後は所々高巻きが有りますが1時間弱で林道に降り立ちます。その後は雑談しながら林道を下り、遠敷トンネル出口の駐車地に戻りました。

 多田ケ岳ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
妙楽寺駐車場(9:20~9:35) →野代登山口(9:50)→P488(11:20)→多田分岐(12:07)→多田ケ岳(12:36~13:17)→多田分岐(13:30) →多田登山口(14:11)→遠敷トンネル出口駐車地 (15:01)