参加者 OM(CL)、IA、SM、
2022年2月27日
今回は、本来奥美濃シリ-ズの滝波山例会の予定でしたが、悪天予報で中止したので、それの代替山行です。例会の代替として何個所か山を考えたのですが、今まで積雪期に同じル-トで登りましたが1回目は時間切れで山頂まで届かず。2回目は山頂までは届きましたが雪が無く本来の目的が達せられなかったので、3度目の正直になるべく最後の挑戦です。天気は予報通り上丹生のいぼとり公園駐車場に到着した時は曇り空です。
上丹生からテ-ブルランドの稜線 昼坂峠に到着
午後は回復するとの予報に期待して出発。丹生川に沿って遡り第15号橋(西出橋)を渡り民家の狭い道を通り裏手の畑の様な平地に出ますが、この辺りは既に50cm以上は有ろうかと思われる積雪で早速スノ-シュ-、ワカンを履いて少し歩き沢に突き当たるとそこにある橋には昼坂峠への道標がぶら下がっておりテープも有り、雪に覆われた杉林の中の杣道を沢に沿って登り昼坂峠に到着。峠からは道路の法面を斜めに登る踏み跡を登り、尾根を巻くように進む古い道に入ります。この道は地形図にも記載されており、掘割状になっている所も有る古くから利用されていると思われる古道でテ-ブルランド西側の山腹を巻くように登っています。一度この古道を辿って霊仙山に登ってみたいものです。
ラッセル交替いながら登ります テ-ブルランドに登り着きました
途中で古道と別れて霊仙山北西尾根を登りますが、休憩中に単独の方が追付いてこられましたのでしばらく一緒に登りますが、我々が追い抜いてCo650m付近から始まる急登を登りだす頃には姿が見えなくなってしまします。雪は昨日の好天で緩んでいますが急登に掛る前は5~10cmの沈み込みで雪は重いですが楽に歩けましたが、急登に掛ると20~30cmの沈み込みになり、直登は苦しいので先頭を交代しながらジグザグを切って登ります。振り返ると市街地の展望はそこそこですが伊吹山等の山は中腹から上は雲に覆われています。登るに従って風が強くなりテーブルランドに登り着くと雪は堅く締まって歩き易くなりますが強風に吹きさらされフードを冠ります。こんな天気ですが、汗拭き峠から登って来られる方がちらほら見えています。
山頂背景に 霊仙山山頂にて
一旦お虎ケ池付近まで下って最後の登りに掛かります。トレースは広がって、殆どの方はアイゼンで登られて居る様子。途中で最高点方面に行きかけ、慌てて方向転換し山頂に到着。山頂には数人の先行者の方がいらっしゃいますが直ぐにされています。我々も写真を撮って頂いて早々に下山に掛かります。登りは後ろからの風でしたが下りは正面からの風で一層冷たく感じられます。テ-ブルランドの下降点まで下る途中、お虎ケ池付近で朝の尾根で追い抜いた方と行き違い挨拶しますが、我々が下降点で休憩中に追い抜いて下山されます。どうやら我々と行き違って直ぐに引き返してこられたと思われます。風も強く雪も吹き付けて来たので風を避けて急坂の途中の平地で、曇り空の下伊吹山に陽が射して輝いているのを眺めながら昼食。
山頂より南西尾根 伊吹山にスポットライトが当たっています
結局急傾斜の尾根の下降用にと用意したアイゼンは使用する必要もなく重りになっただけです。上丹生に下ってくる頃は青空も顔を出し、吹く風も春が来たことを知らせる様に柔らかく吹いています。
お疲れ様 霊仙山ル-ト図(クリック拡大)
コ-スタイム
上丹生いぼとり公園駐車場 (8:04~8:10) →昼坂峠(9:06~9:13)→夏道との合流点 (11:43)→霊仙山(12:19~12:23)→-北西尾根Co760m付近(13:16~13:41)→昼坂峠 (14:41~14:48) →上丹生いぼとり公園駐車場(15:34)