榾火山の会

(ほだびやまのかい)

仙丈ケ岳 山行報告

参加者   OM(CL)、IA、IS、TK
2022年5月4日
思いがけなく、数十年ぶりで雪の仙丈ケ岳です。前日は歌宿から2時間程歩き、初めてこもれび山荘に宿泊。予報通りの快晴の下出発してしばらく歩くと樹間から朝日が射して来ます。所々に残雪が有り、昨日降った雪が薄っすらと地面を覆っていますが、夏道と変わらないので快調に登って行き、三合目の手前Co2230m付近で残雪が多くなったのでアイゼンを履きます。大滝ノ頭からしばらく登り振り返ると甲斐駒ヶ岳が見えるようになり急登の連続ですが青空に向かって登って行き小仙丈ケ岳に到着。

北沢峠を出発                    森林限界から蒼天へ向かって登ります

甲斐駒ヶ岳が眼の高さになり正面にはこれから辿る仙丈ケ岳への稜線、左手には北岳、間ノ岳、塩見岳の、右手には中央アルプスの絶景が広がって来ます。仙丈ケ岳への稜線には何人かの登山者が見えますが、未だ時間も早いのでゆっくり景気を楽しんだ後腰を上げます。岩場を2ヵ所通過して最後の登りに掛かりますが、仙丈カールの仙丈小屋を右下に見ながらのトラバ-スと頂上手前の岩峰へのナイフリッジは慎重に通過します。下山時は特に注意が必要な所です。登り着いた山頂は我々だけで360度の絶景。

 

小仙丈岳へ登ります                小仙丈岳より仙丈岳

 

仙丈岳への岩稜を登ります             仙丈岳にて

風は少し有りますが写真を撮りながら絶景を楽しみます。休憩中にヘリが中央アルプス方面から飛来して手を振る我々の上を一周し甲斐駒ヶ岳方面に飛び去って行きます。下山時は先ほどの個所を通過する為、念のためにストックをピッケルに持ち替えます。

山頂より白峰三山、塩見岳              山頂より八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳

続々と登って来られる方と行き違いながら小仙丈ケ岳に戻り暖かい陽を浴びながら昼食を摂り、出発しようとした所、Tさんのアイゼンが片方脱げていることに気付きます。我々の後に下って来た方が落ちている事に気付いたがそのまま残して来たとの事で、拾いに行きますが、急登か始まる所まで行っても有りません。多分誰かが回収して下ったと判断し、ひょっとしてこもれび山荘に届けられているのではと話し合い、幸い午後になって雪が緩んでいますので、片足アイゼン無しで下ってもらい、朝方履いた所でアイゼンを脱ぎ、所々残っている残雪で滑らない様に慎重に峠まで下ります。

ナイフリッジを下ります            小仙丈岳を下ります

山荘に入る手前で後から下って来られた方に、アイゼンを落とさなかったかと声を掛けられます。ザックから取り出されたアイゼンは正に高田さんの物で、先程小仙丈岳で聞いた通り近くで脱落した様です。峠のテント場でテントを張っておられるとの事ですが、お礼を申し上げてお別れします。これで一安心です。お疲れ様。

 仙丈岳ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
北沢峠 (5:40) →大滝ノ頭(7:48)→小仙丈ケ岳(9:10~9:22)→仙丈ケ岳(10:44~11:20)→小仙丈ケ岳 (12:12~13:30)→大滝ノ頭(14:15)→北沢峠(15:38)