榾火山の会

(ほだびやまのかい)

毘沙門岳 山行報告

参加者   OM(単独)

2022年6月19日
今日は昨日とは打って変わって好天です。今日は現役の学生さんに先行して一人で出発します。桧峠からは、従来通れたスノ-ウェブパ-ク白鳥高原(白鳥高原CC)への取付道路が通れないとの事で、取付道路に沿って登山道が作られていますが、トラバ-スしながらの歩きにくい登山道を辿ると旧桧峠の下り口ですので立ち寄ってみます。此処から一旦スゲオリ谷源頭迄下ってから登り返すと林道の毘沙門岳登山口です。

桧峠の登山口                   旧桧峠の説明書き

杉と落葉松の混交林の中をなだらかに登る登山道はCo1155m付近で西に方向転換し少し登るとスキー場のリフト終点をかすめてP1201に続いていますが、ブナが現れて来ますので林の中に入ると日向の暑さが嘘の様です。P1201の手前から一旦下って急登を登り切ると毘沙門山頂に到着。

リフト終点付近のブナ林           毘沙門岳が見えて来ます

休日なのに誰も居ません。桧峠には多数の車が駐車していましたが、皆さん大日岳に登られた様です。樹林に囲まれた山頂は南側が開けて、奥美濃の滝波山、平家岳が霞んでいます。日陰に入って腰を下ろすと涼しい風と静けさでいつまでも居たくなって来ますが、意を決して下山に掛かります。

毘沙門岳に到着                  山頂から滝波山(左奥)、平家岳(右奥)

山頂直下で石徹白方面の展望が開けて、本来なら正面に別山が見えるのですが、野伏ケ岳、昨日登った大日岳が霞んで見える程度で全く見えません。P1201付近で現役の学生さん4名と行き違いますが、本来は5名のはずですが1名は靴ずれの為途中で引き返したとの事。彼ら以外には誰にも会わずに桧峠まで戻って来ます。

山頂直下より石徹白を巡る山々           リフト終点より昨日登った大日ケ岳

今日も長靴で登ったので泥濘部を歩くのは良いですが、汗で濡れてしまいこれからの時期は暫く長靴を履くのは止めにします。

道端のコアジサイ                  毘沙門岳ル-ト図(クリック拡大)

コ-スタイム
桧山荘(7:34)→檜峠(7:43)→旧桧峠(7:55) →スゲオリ谷源頭 (8:09) →毘沙門岳登山口(8:21~8:27) →P1201(9:07) →毘沙門岳(9:52~10:10)→P1201 (10:33) →毘沙門岳登山口(10:58~11:05) →桧峠 (11:37) →檜山荘(11:49)