榾火山の会

(ほだびやまのかい)

参加者   OM(CL)、IA、YK
2022年7月8日
今回は、月末の飯豊山脈縦走のトレーニングを兼ねての山です。地下鉄北大路駅の5番出口を出た所のバス停で、北区雲ケ畑自治振興会が運営主体となった,雲ケ畑地域と北大路駅前を結ぶ「雲ケ畑バス もくもく号」に乗ります。今日は平日に付き我々3名だけです。今朝の天気予報では正午頃から雨の予報が出ており、今にも落ちて来そうな天気の中、志明院に向けて出発します。
このル-トは山と高原地図ではコースタイムが9時間で、「京北ふるさとバス」の山国バス停発7:19のバスに乗れないことになりますので、北大路駅からタクシ-を利用して早く出発する事も考えましたが2年前に偵察がてら薬師峠から天童山まで一人で歩いた時はコースタイム以下の時間で歩けましたのでロートル3人パーティ-でも何とかなるか、遅れた場合でも下山口でタクシ-を呼べば(実際は、下山が予定より大幅に早くなったので、京都駅行の早いバスに乗るべくタクシ-を呼んだのですがタクシ-会社が倒産していたのか電話が繋がらず、予定より遅れた場合には困った事になったのですが)、周山発19:30の京都駅行最終バスに乗れるので予定通り「もくもく号」の時間に合わせました。志明院からの登山道は沢の渡渉を繰り返しながら登りますので蛭の来襲が予想されます。

出発です                    薬師峠到着

早速、山副さんの足にたかった様ですが早くの発見で事なきを得ます(実際は薬師峠までにたかられていた様で、飯盛山で腕と足に出血しているのに気が付かれましたが、私も帰宅後入浴した際に右足の出血でたかられたのに気が付きました)。薬師峠からは尾根筋の登山道で蛭の心配は無く順調に進み東側の展望が開ける送電線の鉄塔に到着。今にも降りそうな天候の中、比良山系の武奈ヶ岳が霞んで見えています。一旦下って登り切ると桟敷ケ岳に到着。予定よりかなり早い到着で先着者は誰も居ません。此処で昼食にします。

鉄塔付近より飯盛山(中央)              桟敷ケ岳山頂にて

今日も前月の「京都北山 奥ノ谷山~中山谷山」例会と同様素麺ですが、前回は素麺を冷凍して失敗しましたので、今回は素麺と汁を冷やしてのオーソドックスな方法で、すんなりと喉を通ります。昼食後は所謂、天童山まで城丹国境尾根の縦走で上り下りは多いですが歩き易い尾根ですが、飯盛山への登り、及び最後の天童山への急登は疲れた足には堪えます。

反射板より愛宕山(左)、地蔵山(右)          天童山へ

天童山へは予定より1時間半余り到着。山と高原地図の設定時間より早いのは珍しく、この区間は少し甘いのでしょうか。天童山ではネットが繋がらないのでバラグライダ-基地まで降りて予定しているバスより早いバスの有無を調べますが、今日は予定しているバスより早い時間のバスは有りませんのでタクシ-を呼ぶことにしま
す。生憎、天気予報通りパラグライダ-基地で雨が降り出したので雨具を着用して下山します。

パラグライダ-基地より西側の山々          桟敷ケ岳~飯盛山ル-ト図(クリック拡大)

予定では竜ケ崎の二石仏の分岐から尾根を更に西進して最短ル-トで降りるつもりでしたが実際に進んで見ると倒木が酷くて進めないので分岐まで戻って京都一周トレイルのルートを下ります。道路に出て現在地がはっきりした場所でタクシ-を呼びますが、「この電話番号は現在使用されておりません」とのメッセ-ジで電話は繋がりませんので、やむなく鮎釣りで賑わっている上桂川の亀ノ甲橋を渡り、雨か上がり青空が広がって来た最玄寺バス停で1時間ばかり待って、周山行のバスに乗車します。

コ-スタイム
雲ケ畑岩屋橋(9:10~9:17)→志明院(9:40)→薬師峠(10:07~10:14) →岩茸山P811 (10:53~11:03) →桟敷ケ岳(11:32~12:00) →ナベクロ峠(12:18) →飯盛山(13:23~13:31)→天童山(13:59~14:07) →パラグライダ-基地(14:31~14:43) →竜ケ崎の二石仏(14:53) →亀ノ甲橋手前(15:46~16:00) →最玄寺バス停(16:05)